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海外事情研究所 2018年の活動

国際シンポジウム (2018.12.22)

「帝国(間)を巡る人流―多様な帝国的主体の離散と集住」

2018年12月22日(水) 13:30~18:00
同志社大学(今出川キャンパス)良心館・RY101

報告:
東栄一郎(ペンシルバニア大学:歴史学)
「アメリカ式開拓農業を通じたアメリカ帝国日本人「移民」社会と帝国日本の植民地との関係性:間・帝国における移民の「逆流」と彼らの植民「経験」と「開拓」テクノロジーの移動の一例」

松田ヒロ子(神戸学院大学:東アジア地域研究)
「人びとの越境と東アジアのポストコロニアリティ:沖縄・台湾・日本を中心に」

土井智義(日本学術振興会 特別研究員PD/東京大学:歴史社会学・沖縄近現代史)
「米国の植民地国家「琉球列島」における「非琉球人」管理体制について~「沖縄社会」という分析枠組を構築するための覚書~」

友寄元樹(同志社大学 博士課程:オセアニア地域仏領研究)
「移民・帝国・戦争:ニューカレドニアへ渡った日本人移民を辿って」

コメント:
井上間従文(一橋大学:比較文学・美学・ポストコロニアル研究)
板垣竜太(同志社大学:朝鮮近現代社会史・文化人類学)
タカシ・フジタニ(トロント大学:歴史学)
米山リサ(トロント大学:アジア・アメリカ研究&ジェンダー研究)
司会:
水谷智(同志社大学:間-帝国史研究・植民地研究)
李孝徳(東京外国語大学:ポストコロニアル研究)

開催
科研「批判的地域主義に向けた地域研究のダイアレクティック」
科研「間帝国的関係性からみた植民地支配と抵抗ー比較・協力・並存・移動の史的構造」
東京外国語大学 海外事情研究所
同志社大学 コリア研究センター
同志社大学 人文科学研究所第12部門研究「脱植民地化と植民地主義の現在」

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特別研究員研究会 (2018.12.12)

鈴木珠美

「住民集団別にみるティロール南部の国籍・移住選択」

日時:2018年12月12日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

第4回 TUFS歴史・地域研究セミナー (2018.12.4)

小栗 宏太(本学博士課程)
「グローバル都市の舞台裏:インドネシア人家事労働者の雇用にみる中国返還後の香港社会」
コメント 吉田ゆか子(本学AA研)

2018年12月4日(火) 17:40~(1時間程度を予定)
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

主催:海外事情研究所, 共催:科研費(B) 口語版漢訳聖書の黎明期における文体

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特別研究員研究会 (2018.11.28)

大槻忠史

「経済学の存続をかけて:1943-45年の官立高商と地場産業」

日時:2018年11月28日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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特別研究員研究会 (2018.11.14)

朱海燕

「1920 年代の中国の反キリスト教運動―研究史の整理と展望」

日時:2018年11月14日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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第3回 TUFS歴史・地域研究セミナー (2018.11.14)

岩瀬みゆき(本学博士課程)
「聖なる植民地―作家野上弥生子と北軽井沢大学村」
コメント 逆井聡人(本学教員)

2018年11月14日(水) 17:40~(1時間程度を予定)
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

主催:海外事情研究所

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科研研究会 (2018.11.07)

「満州」への朝鮮人移民調査報告会

(1)長野県飯田市下伊那 (2)韓国ソウル市、江原道原州市

日時:2018年11月7日(水)17:00~
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

主催:科研「日本/朝鮮・中国東北からみた「満州」の記憶と痕跡 ~輻輳する民族・階級・ジェンダー~」(研究代表者:金富子)
共催:海外事情研究所

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特別研究員研究会 (2018.10.31)

王 長青

「清代初期のモンゴルにおける会審制について」

日時:2018年10月31日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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特別研究員研究会 (2018.10.3)

上澤伸子

「バングラデシュのガロ社会における開発と女性―NGO女性グループの社会的側面―」

日時:2018年10月3日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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第2回 TUFS歴史・地域研究セミナー (2018.10.2)

金理花(本学博士課程)
「在日朝鮮人の音楽活動と民族コミュニティ―ポドゥナムサークル・京都朝鮮歌舞団の事例を中心に」
コメント 米谷匡史(本学教員)

2018年10月2日 17:40~(1時間程度を予定)
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

主催:海外事情研究所、科研「グローバル化と「共感の共同体」–19世紀後半から20世紀後半を中心に」(研究代表者:伊東剛史)

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第1回 TUFS歴史・地域研究セミナー (2018.7.3)

塚田浩幸(本学博士課程)
「18 世紀大西洋世界におけるポカホンタスの神話化」
コメント 芹生尚子(本学教員)

2018年7月3日 17:40~(1時間程度を予定)
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

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所員研究会 (2018.6.6)

上原こずえ
「戦後沖縄における民衆運動の越境と反開発思想」

2018年6月6日 14:20-
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

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公開ワークショップ (2018.5.28)

『「満洲国」における朝鮮人集団移民部落の形成と実態~植民地朝鮮原州からの集団移民募集と送出過程を中心に~』
講演者:孫春日(ソン・チュニル)(延辺大学 教授)

2018年5月28日,17:45-
東京外国語大学 海外事情研究所(427)
通訳あり、入場無料、出入り自由

共催:海外事情研究所
主催:科学研究費補助金 基盤研究(B)「日本/朝鮮・中国東北からみた「満洲」の記憶と痕跡~輻輳する民族・階級・ジェンダー~(課題番号:16H03325)」(代表者:金富子)

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講演会 (2018.5.16)

クリスティ・ピキケーロ
『軍事啓蒙—フランスにおける心性と越境するその遺産』

2018年5月16日,16:10-17:40
東京外国語大学 海外事情研究所(427)

共催:海外事情研究所
科研費・基盤研究(B)グローバル化と「共感の共同体」−19世紀後半から20世紀後半を中心に−(17KT0031)
科研費・基盤研究(C)近世フランスの軍隊社会に関する基礎的研究(18K01023)

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科研研究会 (2018.3.28)

科研研究会「入試問題を歴史教育に活かす」

2018年3月28日(水) 東京外国語大学 研究講義棟115教室

報告(1)
 「論述入試問題を利用した高校世界史の講習について」
   報告者 :津野田興一(東京都立駒場高等学校)
   コメント:石尾和彦(石川県立金沢泉丘高等学校)
        小島昌吾(鹿児島県立出水高等学校)
        美那川雄一(静岡県立御殿場高等学校)

報告(2)
 「東京外大「世界史」入試問題と歴史用語精選」
   報告者 :鈴木茂(東京外国語大学)
   コメント:綾如永(北海道函館中部高等学校)
        牛嶋秀政(熊本県立大津高等学校)
        小野久雄(岩手県立盛岡第一高等学校)

※ 参加ご希望の方は、資料・会場準備の関係上、3月27日(火)までに
  事務局(海外事情研究所 ifa@tufs.ac.jp)までご連絡ください。

主催:科研基盤(B)(16H03463)
「高大連携による歴史教育の実践的研究」
共催:東京外国語大学海外事情研究所

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講演会 (2018.3.15)

宗教からみた「満洲国」の記憶~キリスト教の抵抗と妥協~

講演者:渡辺祐子(明治学院大学教養教育センター教授)司会者:倉田明子(本学准教授)

日時:2018年3月15日(木)14時~
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所(427)

科学研究費補助金基盤研究(B)「日本/朝鮮・中国東北からみた「満洲」の記憶と痕跡~輻輳する民族・階級・ジェンダー~(課題番号:16H03325)」(代表者:金富子)

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特別研究員研究会 (2018.3.14)

清水祐美子

「19世紀フランスにおける『民間信仰』研究のアプローチ―ヴァン・ジュネップの質問表に見る―」

日時:2018年3月14日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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特別研究員研究会 (2018.2.28)

包宝海

「内モンゴルにおけるトクトホの歴史叙述と記憶」

日時:2018年2月28日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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特別研究員研究会 (2018.2.21)

飯倉江里衣

「満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史―日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性」

日時:2018年2月21日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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国際ワークショップ (2018.2.17)

国際ワークショップ 境界地域ボーダーランドにおける歴史と記憶―アルペン・アドリア地域を中心に

2018年2月17日(土) 東京外国語大学海外事情研究所(研究講義棟427)

第I部 映画上映と解説 11:00-13:00
映画上映:『ピラン/ピラーノ』
解説:山崎信一

第II部 報告とパネルディスカッション 14:00-17:00
報告:ボルート・クラビヤン 「東西間の記憶のボーダーランド:20世紀のアドリア海北部地域」
パネル・ディスカッション:ボルート・クラビヤン、鈴木鉄忠、逆井聡人、鈴木珠美 司会:小田原琳

主催:科研基盤(B)「近現代アルペン―アドリア・ボーダーランドにおける国境編成と住民論理のポリティクス」
共催:東京外国語大学海外事情研究所

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特別研究員研究会 (2018.1.31)

KARKI Purna Bahadur

Enhancing Freedoms through Peace Building: Finding Roles, Actors and Theories Towards Nepalese Determination

日時:2018年1月31日(水)11 : 40 ~ 12 : 40
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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特別研究員研究会 (2018.1.24)

上澤伸子

「バングラデシュのガロ社会における女性の生計戦略」

鈴木健太

「1980年代末ユーゴスラヴィア政治における対立の展開とナショナリズム―セルビアとスロヴェニアの競合と急進化」

日時:2018年1月31日(水)
上澤報告:11:40~12:40
鈴木報告:12:50~13:50
場所:東京外国語大学研究講義棟 海外事情研究所会議室(427)

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ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ・国際共同研究 (2018.1.18)

Colonial Eyes on Indigenous Peoples: Discourses, Representations, Practices
先住民をめぐる言説・表象・プラクティス

Time and Date: Thursday, January 18, 2018, 13:00~17:00
2018年1月18日(木)13〜17時

Place: Institute for Global Area Studies, Room Number 427, Tokyo University of Foreign Studies
東京外国語大学海外事情研究所(427)

Speakers:

Alice NASH, University of Massachusetts Amherst
“Survivance: A Different Paradigm for Native American & Indigenous Studies”

Slivia FALCONIERI, CNRS, Institut des Mondes Africains
“Thinking about Citizenship through the Body: « Native » and « Metis » in the French Empire, from Late 19th Century to 1946”

Carmen BELMONTE, Bibliotheca Hertziana, Max-Planck-Institut für Kunstgeschichte
“Fictive Realities: The Practice of Human Display in Italian National Exibitions”

Moderators / Commentators: Naoko SERIU, Rin ODAWARA, Tokyo University of Foreign Studies

Language: English
使用言語:英語

No reservation required / Admission free
予約不要・入場無料

お問い合わせ: rodawara@tufs.ac.jp(Odawara 小田原)

CAASユニット&海外事情研究所 特別研究会 (2018.1.15)

Timon Screech (SOAS)
"From the Gate to the Railing: Changing Iconographies of Power in Meiji Japan"

コメント:伊東剛史

日時:2018年1月15日(月)17:45~19:00
場所:海外事情研究所(講義棟427)
使用言語:英語;質疑応答は日英

海外事情研究所 所員研究会 (2018.1.10)

日下部尚徳(国際協力論、バングラデシュ現代社会論)

「バングラデシュからみたロヒンギャ問題」

2017年8月25日におきた武装勢力によるミャンマー警察・軍関連施設襲撃事件のあと、60万人以上のロヒンギャが国境を越えバングラデシュで難民とし て生活を送っている。バングラデシュ政府は当初、イスラーム武装勢力に対する懸念から、ミャンマー政府を擁護する立場をとった。その背景には、 昨年の民間人20人が殺害されたダッカ襲撃テロ事件以降、イスラーム武装勢力掃討作戦を実施しているバングラデシュ政府にとって、 ミャンマー政府および軍部との協力関係が不可欠であったことや、最終的な難民の送還を念頭に置き、ミャンマー政府と良好な関係を維持したいという思惑があったと考 えられる。バングラデシュでは過去に二度、大規模なロヒンギャ難民の流入があったが、本発表ではこれら過去の事例も踏まえつつ、 周辺国からロヒンギャが孤立する要因について分析を試みたい。

日時:1月10日(水)12:40~14:10
場所:海外事情研究所(研究抗議棟427)
主催:東京外国語大学海外事情研究所

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