東京外国語大学 ヒンディー語専攻 ヒンディー語専攻:牛
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インドこぼればなし
Vol.1 胸毛のない人は信用できない
日本ではよく「人の目を見て話さない人は信用できない」とか、「たくさん喋る人は信用できない」なんてことをいう。どうやら、目とか口に注目しているようである。確かに、人をだまそうとする人は目をそらしたり、べらべらまくしたてる人が多いから、何となく信ぴょう性はありそうだ。ところが、インドの場合、これとはまた少し変わった点に着目していることわざがあるようなのだ。
 これは、実はとある先生からちょっと小耳にはさんだ話であるので、果たして全インド的に共通して認識されていることなのかは不明なのだが、どうやらインドでは「胸毛のない人は信用できない」といわれているようなんである。理由や根拠はいまいちよくわからないが、言われてみると、おおっ、そうか、と思わずうなづいてしまうほど力強さがある。Vol.1胸毛のない人は信用できないそこで、他に似たようなのはないかとウェブサイトで検索してみた。そうすると、「赤茶色のヒゲをはやしている人は信用されない」なんてのもあるらしい、ということがわかったのである。(インドではヒゲを生やした男性の方が圧倒的に人気があるという話をきいたこともある。)してみると、どうやら毛というのが、日本にくらべてインドではちょっと違った、なにか重要なポジションを占めているのではないか、ということがいえそうだ。ヒゲや胸毛が生えていない、ということは、大人として成熟していないということを意味しているのだろうか。
 ちなみに、同じサイトには他に「灰色の目をしている人は信用されない」「目を細める人は信用されない」というのも載っていた。これらは目に注目しており、何となくその理由はわかりそうなきがするが、やはり、胸毛とヒゲに関しては、いまいちその根拠がピンとこない。とはいえ、どれも言われてみれば確かにそんな気もしてくるから不思議だ。
 それにしても、である。考えてみれば、日本人の男性の多くは胸もつるつるしているし、ヒゲもあんまり生えていない。ということは、いったいインドではどんなふうに思われてしまうんだろう、などと思わずうーむと考え込んでしまうのであった。
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