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 なぜ府中に外大が? 〜東京外国語大学の歴史と 府中キャンパス移転〜

東京外国語大学文書館 T


 東京外国語大学文書館は、本学の歴史に関わる資料の収集・整理・保存、調査研究等を目的に、二〇一二年四月に発足致しました。 大学文書館の主な役割は、大学の教育・研究活動に関わる資料を将来にわたって継続的に収集・整理・保存し、学内外の方が資料を利用できる環境を整備することです。 また、公文書管理の重要性が指摘される今日、本学を含む国立大学法人もまた法人文書(公文書)の管理徹底が求められています。 本学文書館は、保存・利用環境の整備を進め二〇一六年四月からは内閣総理大臣による「国立公文書館等」の指定を受け、本学の歴史公文書等を移管し、整理・保存を進めています。


T 大学文書館の役割





@資料の収集・整理・保存
 大学では日々様々な文書が作成されています。大学の会議資料や、授業ノート、事務提出書類等、大学生活のあらゆる場面に存在する資料を収集・整理・保存することが大学文書館の基本的な役割の一つです。
A資料の調査・研究
 文書館では、収蔵資料の内容・由来や保存環境等、資料に関わるあらゆる事柄を研究・調査の対象としています。研究の成果は資料の収集・保存活動等に活かすとともに、大学の教育・研究活動に還元して行きます。
B資料の活用・公開
 文書館では、資料の利用環境を整備するとともに、資料の存在を多くの方に知っていただくため、資料を用いた企画展やホームページ上での資料の紹介を実施しています。


U 「国立公文書館等」の指定

 2013年の公文書管理法の施行以来、本邦における公文書管理の重要性は増し、世間の関心も高まっています。 官公庁はもちろん、国立大学法人を含む独立行政法人が作成・保管する公文書の管理徹底は急務となっており、公文書管理の一端を担う文書館の設置が進められています。 現在、国立大学では12施設が内閣総理大臣指定の「国立公文書館等」となっておりますが、多くの大学では文書館の整備が遅れています。 本学は小規模の大学ではありますが、2016年4月に「国立公文書館等」の指定を受け、学内の法人文書(公文書)の管理体制整備を進めるとともに、 地域の公文書管理に関する調査・研究の中核(ハブ)施設となるべく活動しています。


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東京外国語大学文書館

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FAX