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研究成果

松波康男【論考】「南スーダンにおける紛争解決合意 (ARCSS)」署名を巡る IGAD 加盟国の関与

2019/01/09

◆発表者:松波康男

◆発行日:2019年1月7日

◆発表媒体:『アフリカ・レポート』57, pp.1-12

◆タイトル:「南スーダンにおける紛争解決合意 (ARCSS)」署名を巡る IGAD 加盟国の関与

◆要約:2011年に南スーダンは分離独立を果たしたが、そのわずか2年後、サルバ・キール大統領率いるSPLM/A と、リアク・マシャール前副大統領率いるSPLM/A-IOとの戦闘が勃発した。この際、和平調停の役割を担ったのが IGAD だった。和平協議は和平合意文書へのキールらの署名という形で結実したが、1 年を待たずに両軍による戦闘行為が勃発し、合意文書は死文化した。本稿では、合意文書の締結を巡り周辺国に生じた力学を整理し、合意締結後南スーダンで勃発した武力衝突に対する国際的要因を検証することを通じて、紛争解決に対する地域機構加盟国の関与のあり方を考察した。