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招へい研究者の活動

京都大学でセミナー開催

2018年7月9日(月)

以下の通り、京都大学アフリカ地域研究資料センターと東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターが共同主催するセミナーで報告しました。

日時:2018年7月9日(月) 17:00-18:30

場所:京都大学稲盛財団記念館3階小会議室1(330号室)

報告タイトル:Land Restitution in South Africa: The Post-settlement Dynamics and the Re-opening of Land Claims

南アフリカで行われる土地返還や再分配といった土地政策が実際にどのように実施されているか、そして再定住後のコミュニティがどのような問題に直面しているかについて、統計データを用いると同時に事例調査結果を交えて分析的に報告されました。報告では、地区によっては少数派となる白人居住者が広大な土地の所有権を有している現状の他、政府が実施する土地返還プログラムの過度に複雑なプロセスが申請の障害となっている点や、再定住後のコミュニティ開発に対する政府の支援が必ずしも十分ではない点などについても指摘されました。