2019年2月6日、出町一恵講師と共に京都大学東南アジア地域研究研究所を訪れ、研究会で報告を行ないました。この研究会は、出町講師が代表を務める科研費若手研究「天然資源依存経済におけるマクロ経済と産業の推移に関する分析」が、京都大学東南アジア地域研究研究所・三重野ゼミとの共催で開催したものです。
研究会では、"The Financial Literacy-Retirement Planning nexus; any role for behavioral finance?"(金融リテラシーと老後資金の計画:行動金融[理論]による理解の試み)というタイトルで報告し、ガーナ都市部における人々の金融リテラシーと老後に向けた資産運用について、多くの人々が自分自身の金融知識について思い違いをしているという観点から考察した分析を紹介しました。セミナーにはアフリカを含む途上国および新興国の経済や金融に関心を持つ若手研究者や博士課程の学生が出席し、活発な議論や意見交換が行われました。