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招へい研究者の活動

京都でセミナー開催

2017年12月15日(金)

午前中、大石高典講師とともに、京都市北区にある大学共同利用法人総合地球環境学研究所を訪問し、主に「熱帯泥炭地域社会再生に向けた国際的研究ハブの構築と未来可能性への地域将来像の提案」、ならびに「持続可能な食の消費と生産を実現するライフワールドの構築」のふたつのプロジェクトの若手研究員らと地球環境研究の方法や動向に関する意見交換を行ないました。

午後には京都大学稲盛財団記念館に移動し、アフリカ地域研究資料センターで開催された第4回KU-TUFS研究交流セミナーにて、"Cocoa agroforest management and REDD+ dynamics in Cameroon"(カメルーンにおけるカカオアグロフォレストの管理とREDD+をめぐる議論の方向性について)と題する講演を行ないました。アフリカ研究者の他に大学院生や留学生を含む、30名近くの参加者があり、REDD+における利益配分やカカオ農園の森林バイオマスの算定方法、農民の生計におけるアグロフォレストの位置づけなどをめぐって、盛んな討論が行なわれました。