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招へい研究者の活動

森林研究・整備機構森林総合研究所にて意見交換

2017年12月11日(月)

茨城県つくば市にある国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所を大石高典講師とともに訪問し、REDD+や気候変動対策としての"Mitigation Adaptation synergy"に関する政策研究の動向など、取り組んでいる研究について意見交換を行ないました。森林総合研究所から藤間剛森林植生研究領域チーム長をはじめ研究者6名、国際農林水産業研究センター (JIRCAS)から鷹尾元林業領域長とPapa Saliou Sarr研究員の2名が参加しました。意見交換会では、ソンワ博士による研究発表"Synergy between Mitigation & Adaptation in the Congo Basin and Perspectives"(コンゴ盆地における緩和策と適応策のシナジー戦略と今後の展望)の後、関連する森林研究のテーマについて森林総研の若手研究者3名による政治経済学、林業経済学、生態学というそれぞれ違う角度からの話題提供がなされました。次に、熱帯農業研究の立場から鷹尾博士とPapa博士からREDD+や根圏微生物の機能に関する話題提供がなされ、最後に総合討論が行なわれました。気候変動対策について、農業研究、森林研究、社会科学を交差する活発な議論が交わされました。