南部アフリカ開発共同体(SADC)大使リレー講義終了

2024.02.07

国際社会学部アフリカ地域専攻では、秋学期の1年生向け専修言語科目(英語)で、南部アフリカ開発共同体(SADC)大使によるリレー講義を開講しました。本リレー講義は、駐日大使館のご支援のもと、日本と南部アフリカ諸国との交流促進のため、2012年のアフリカ地域専攻の開設時から実施しています。南部アフリカ12か国の大使および外交官が各国の歴史、政治、経済、そのほかさまざまなテーマで講義をおこなう大変ユニークかつ贅沢な授業です。

リレー講義後半は、次の講義が行われました。

<後半の講義>
【第8回】12月6日(水)モザンビーク共和国 ジョセ・アントニオ・ナルンゴ公使
【第9回】12月13日(水)ジンバブウェ共和国 ラメック ボド マチィウェ参事官
【第10回】12月20日(水)タンザニア連合共和国 グレイソン・J・イシェンゴマ参事官
【第11回】1月17日(水)ザンビア共和国 フェイッ・ナベニ・チルベ一等書記官、シンシア・ムウェワ・ボワ公使参事官
【第12回】1月24日(水)南アフリカ共和国 ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ特命全権大使

前半は参照
https://www.tufs.ac.jp/NEWS/trend/231013_1.html
https://www.tufs.ac.jp/NEWS/trend/231207_4.html

コロナ禍でオンライン授業が続きましたが、今年は4年ぶりに対面授業に戻りました。講師の方々は、オリジナルの教材を準備し、それぞれ講義内容に工夫を凝らし、わかりやすい英語で授業を進めてくださいました。扱われたテーマは、自然・地理、宗主国からの独立から現在までの政治の動き、経済や産業の動向、日本との協力関係など多岐に渡りました。学生たちは、個別の国についての事前学習をもとに、様々な質問を投げかけ、外交官との活発なやり取りを楽しみました。毎回の個性あふれる授業は、学生たちがアフリカに触れるまたとない機会となっています。グローバル化の進展とともに日本もアフリカも大きく変化しています。同じ地平で様々な課題を共有するフラットな関係を大切にしながら、この授業をアフリカと日本の共生と学びの場としてさらに育てていきたいと考えています。

問い合わせ先:

アフリカ地域専攻(坂井)sakai_makiko[at]tufs.ac.jp
[at]は@に変換してください。

現代アフリカ地域研究センターのWebサイト (http://www.tufs.ac.jp/asc/
国際社会学部アフリカ地域のWebサイト (https://sites.google.com/view/tufsafrica

(左上)モザンビーク、(右上)ジンバブウェ、(中央左)タンザニア、(中央右)ザンビア、(左下)南アフリカ共和国
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