MIRAI生の連続企画「TUFS vs AI」で「vs ChatGPT round2」を開催

2023.06.21

2023年6月14日(水)、多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)・学際研究共創センター(TReNDセンター)共催の連続企画「TUFS vs AI」の第3回として、「vs ChatGPT round2-外大生、AI時代の大海原を漂流中-」を開催しました。

今回は、MIRAI生の洪朝陽さん(博士後期課程1年)のファシリテートにて、前回行われたround1のワークショップの結果作成された模造紙の内容を膨らませるワークショップを実施しました。

まずは前回のワークショップも踏まえ、東京外大生を満足させる夏学期の旅行を、チャットGPTと計画してみるという課題に取り組みました。この「外大生を満足させる」というお題自体、アイデンティティを問い直すような、思いのほか深い問いだったのですが、チャットGPTに「理解」してもらえるように設定を練ったり、思い切ってAIに尋ねてみたりと、グループ毎に工夫している様子でした。その後、「AIらしい、らしくない回答」を振り返りながら、「AIにどのような存在であってほしいか」というテーマでグループ対話も行われました。ヒトの能力領域と重なる部分について、AIとどう対峙していくか、すぐに答えの出ないテーマでしたが、果敢な議論が展開されていました。今回のサブタイトルに「漂流中」とある通り、先の見通しづらいテーマを扱うことは、もちろん容易いことではありませんが、社会全体が直面する生成AIとの関わり方について、また一歩議論を深められたのではないでしょうか。

参照


お問合せ先

研究協力課
TEL 042-330-5898
Email kenkyu-gs[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください)

ファシリテーターの洪さん
班ごとに分かれて議論
チャットGPTに伝える内容を考え中
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