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について

近代中央アジアの群像―革命の世代の軌跡(世界史リブレット人 88)

刊行
著者等
小松久男(著)
出版社
山川出版社

内容の紹介

20世紀の初頭、ロシア、イラン、オスマン帝国に起こった一連の革命は、ロシア統治下のムスリム知識人に大きなインパクトを与えました。そして1917年のロシア革命を機に、彼らは新方式学校による教育を中心とした改革運動から革命運動へと突き進んでいきます。本書は、この運動の先頭に立った4人の人物の軌跡に光をあてています。彼らの多くは非業の死を遂げましたが、ソ連解体後は再評価が進んでいます。表紙にあるサマルカンドの初等学校の生徒たちも、それぞれに激動の時代を生きたことでしょう。

著者のコメント

小松久男(世界言語社会教育センター)
中央アジアの近現代史は、日本ではまだあまり知られていませんが、本書で取り上げたベフブーディー、フィトラト、ヴァリドフ、ルスクロフの生涯をたどると、革命の時代の劇的な変容の光と影が浮かび上がってきます。中央アジアが経験した大きな変革を知るための一助となれば幸いです。


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