感染を疑わせる症状が出た際のマニュアル【学生用】
2020.05.11
2022.1.24 更新
ご自身が発熱、あるいは感染を思わせる症状が生じた際に、このマニュアルを目安として、行動して下さい。また、できるだけ、毎朝検温し、健康状態のモニタリングを行ってください。
1. 発症初日
発熱、頭痛、咽頭痛、鼻水、咳、全身倦怠感等の感冒様症状(いずれかでも)がある、あるいは検温し体温が37.5℃以上ある(無症状でも)。
≪対応法≫
登校はしない様にして下さい。また課外活動も参加しないで下さい。
ただし、オンライン授業へのオンラインでの参加に制限はありません。
(1)症状が出たら、まずはかかりつけ医等身近な医療機関に電話で相談して下さい。近くで、発熱などを呈する患者の検査や相談を受けることができる医療機関や受診方法をご相談ください。かかりつけ医がいないなど相談先に迷った場合は「受診・相談センター(帰国者・接触者相談センター)」*にご相談ください。
(2)なお、以下の条件に当てはまる方はすぐにご相談ください。
・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある。
・重症化しやすい方(糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方など)。
・基礎疾患がある方は、主治医への相談も検討して下さい。
以降、毎日2回(朝・夕)に検温を行い、体温や症状等を記録する様にして下さい。
*各都道府県の「受診・相談センター(帰国者・接触者相談センター)」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
2.発症翌日以降(発症後2日目まで)
1)依然症状が続いている。
≪対応法≫
上記の『発症初日』と同様の≪対応法≫に沿って対応して下さい。
2)発熱、頭痛、咽頭痛、鼻水、咳、全身倦怠感等の症状が、各種薬剤を内服しない状態で、体調が完全に回復した。
≪対応法≫
体調が完全に回復し薬剤を服薬していない状態で、少なくとも2日が経過してから、登校は可とします。また課外活動の参加も可とします。
ただし、当面の間は通学・授業中も必ずマスク着用し、手洗い、咳エチケットを励行し感染予防に努めて下さい。
また、医療機関を受診した場合は、病状が治癒あるいは登校可能と判断されてから、登校を可とします。
3. 発症後3日以降
1)発熱、頭痛、咽頭痛、鼻水、咳、全身倦怠感等の感冒様症状(比較的軽い症状も含めいずれかでも)が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならない時を含む)。
≪対応法≫
必ず、「受診・相談センター(帰国者・接触者相談センター)」に電話で相談し、医療機関の受診をご検討下さい。
なお、上記において医療機関を受診する際には、マスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底をし、他者への感染を避けるための努力をお願いします。
2)発熱、頭痛、咽頭痛、鼻水、咳、全身倦怠感等の症状が、各種薬剤を内服しない状態で、体調が完全に回復した。
≪対応法≫
上記の『2.発症翌日以降(発症後2日目まで)』の『2)体調が完全に回復した時』と同様の≪対応法≫に沿って対応して下さい。