平和構築・紛争予防学オンデマンド授業のご案内
2025.09.19
この秋・冬学期から世界教養プログラムにおいて、平和構築・紛争予防学に関するオンデマンド授業6科目が新たに開講されます。
各科目は計15回(各回45分)のオンデマンド型授業で、修了者には1単位が付与されます。
これらの授業は、グローバル人材としての基礎的な知識をしっかりと身につけるとともに、世界で起こるさまざまな問題やこれから起こりうる新たな課題に対して自分自身の考えを深め発展させる力を養うことを目標としています。
なお、オンライン国際教育プラットフォームJV-CampusのMoodleでの受講となりますので、本学での履修登録のほか、JV-Campusへの登録が必要となります。詳細はPDFをご確認ください。
平和構築に興味がある方、柔軟に学びたい方におすすめです。皆様のご参加をお待ちしております。
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※このオンデマンド授業は、2023年度(補正予算)大学の世界展開力強化事業で作成した「平和構築・紛争予防学オンデマンド授業パッケージ」です。
【秋学期】Practicing Peacebuilding in Turbulent Times of World Order
19180026 国際社会と地域4
◎使用言語:英語(字幕なし)
◎担当教員:福田 彩、PALACIO Fernando Diego
◎シラバス 現代の紛争と平和構築をめぐる理論と実践を学ぶリレー講義形式の授業です。ウクライナやガザでの戦争など複雑化する国際情勢を踏まえ、国際法や平和構築の理論を再確認しつつ、持続可能な平和のための新たな行動指針を考えます。
【秋学期】Practicing Interdisciplinary Peacebuilding in the field of School Education, Sustainable & Inclusive Development, Social Works and Science & Technology
19180027 国際社会と地域4
◎使用言語:英語(字幕なし)
◎担当教員:福田 彩、PALACIO Fernando Diego
◎シラバス 政治交渉や外交だけでなく、教育・開発・福祉・科学技術など多分野から平和構築を考えるリレー講義形式の授業です。紛争分析や「Do No Harm」アプローチなどを学び、複雑な社会課題に応用できる実践力を養います。
【冬学期】中東和平
19180023 国際社会と地域4
◎使用言語:日本語(英語字幕あり)
◎担当教員:後藤 絵美、岩田 和馬
◎シラバス 東京大学の鈴木啓之先生のご協力により実現したリレー講義形式の授業です。イスラエルとパレスチナを中心に中東和平問題を多角的に学びます。第⼆次世界⼤戦後から現代に至るまでの紛争の経緯を理解し、現状の課題を整理しながら、和平実現に向けた方策を考え、自らの意見を持って議論できる力を養います。
【冬学期】宗教を知る
19180037 多文化社会4
◎使用言語:日本語(英語字幕あり)
◎担当教員:丸山 空大、李 美奈、後藤 絵美
◎シラバス 宗教と平和の関わりを学ぶリレー講義形式の授業です。ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教、ヒンドゥー教、仏教、神道などを取り上げ、平和構築や紛争予防における宗教の役割を理解し、現代の課題について自ら考え議論する力を養います。
【冬学期】平和構築・紛争予防基礎(1)日本の将来的ビジョンを再構築する
19180024 国際社会と地域4
◎使用言語:英語(字幕なし)
◎担当教員:吉崎 知典, 今田 奈帆美
◎シラバス 戦後から現在までの日本の歴史を辿り、国際平和活動やウクライナ危機などの事例をDIMEやSWOT分析を使用しながら日本の外交・安全保障政策を多角的に分析します。
【冬学期】平和構築・紛争予防基礎(2)インド太平洋における平和と紛争
19180025 国際社会と地域4
◎使用言語:英語(字幕なし)
◎担当教員:吉崎 知典, 今田 奈帆美
◎シラバス インド太平洋地域の安全保障をテーマに、日本の地域協力や日米同盟、台湾・ウクライナ危機を事例として学びます。Q&Aや政策シミュレーションを通じて、DIMEやSWOT分析などを活用し、戦略的な視点から危機管理と国際安全保障を考察します。
※「平和構築・紛争予防基礎(1)日本の将来的ビジョンを再構築する」を受講してからこの講義を受講することをおすすめします。