国際移住機関(IOM)インターンシップ(大学推薦枠)について(2023年度)
2023.01.12
概要
国際連合の関連機関である国際移住機関(IOM)で行われるインターンシップ(国際機関インターンシップ:大学推薦枠)は2010年に締結され、2019年に改訂された東京外国語大学とIOMとの間の協定に基づいて、本学が募集、選抜、推薦するものです。
本学における選考過程を経て推薦を受けた学生(インターン候補生)から提出されたCV(英文履歴書)や希望する地域、活動期間などの情報に基づいて、IOM駐日事務所が、人事部門との調整やマッチングを行います。受入先となる事務所等が見つかった場合、IOMによるインタビュー(電話、ZOOM、スカイプ)等の選考を経て、インターン生として受け入れられるか否かは最終的にはIOMにより決定されます。
海外事務所でのインターンシップへの参加にあたっては、本学の国際教育支援基金から一時金として20万円が支給されます。ただし、IOMから給与等の支給はありません。(無給のインターンシップ。ただし、出張などの際は必要に応じて手当て等が支給される予定。)
なお、日本国内(駐日事務所等)やオンラインで実施される場合、本学国際教育支援基金からの支援金は支給されません。
また、冬学期の集中講義としてIOMの駐日代表であったウイリアム・バリガ先生による「国際協力論」の授業が開講されますので(国際社会学部の開講科目ですが、言語文化学部、国際日本学部の学生も受講可能です)、インターンシップ応募者の受講を推奨します。
インターンシップの内容については、下記サイトを参照してください。
国際移住機関(IOM)インターンシップ概要サイト:
https://www.iom.int/internships-iom
本学から推薦できる人数
若干名。
インターンシップ期間
2カ月から9カ月間(2023年度中に開始すること。)
応募締め切り
2023年4月17日 12時00分
※本学からの選考結果の発表は2023年4月末の予定です。
本学への応募書類
以下の書類をPDFにしたものをメールで「国際機関インターンシップ連絡窓口」intl_internship[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください) (担当教員・松隈潤教授)に送る。メールタイトルは「2023年度IOMインターンシップ応募」としてください。
なお、メール送信の際に本文には以下の4点を明記すること。
①学籍番号、②氏名、③連絡先メールアドレス、④卒業予定年月
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英文の書類(以下3点、いずれも書式自由)
(1) CV(履歴書)(メールアドレスなど連絡先が記されたもの)
(2) カバー・レター(志望動機を述べたレター。この中に、インターンとして働く希望分野などを記す。希望する勤務地域や国などがあれば同じくこの中に書く。)
(3) インターンとして勤務可能な時期や期間などに関する情報 - 直近の成績証明書
- 語学能力を証明する公式スコア(英語、フランス語、スペイン語のいずれか)の写し
応募要件
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大学院生の場合は、本学大学院にて希望するIOMの担当部門に関連した分野の博士前期/後期課程の正規学生としてフルタイムで在学していること。
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学部生の場合、高度な語学運用能力、専門知識が求められるため、学部3年生以上の応募を推奨する。
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英語またはIOMにおけるその他の公用語であるフランス語、スペイン語が堪能であること。(英語についてはIELTS 6.5/TOEFL iBT 90 以上、フランス語、スペイン語についてはCEFRのB2レベル以上。)
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GPAが2.8以上であること
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最低でも2カ月間、勤務できること。(勤務日や時間は受け入れ先の事務所と相談の上、決定する。)
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2024年3月以降に卒業予定の方(卒業後の参加は認められません)
応募のプロセス
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本学の書類選考の後、IOM駐日事務所にインターン候補生のリストを送る
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インターン候補生は、IOMによる事前インタビューを受ける(オンラインの予定)
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IOMによるインターン受け入れに関する最終決定
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学生はメールで「国際機関インターンシップ連絡窓口」intl_internship[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信してください)に受入れ決定の文書を提出する。また、本学グローバルキャリアセンターに、「インターンシップ参加届」を提出する。
その他
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本インターンシップ参加による単位認定はありません。
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諸事情により、2023年度中にインターンシップを開始できなかった場合、被推薦者としての権利を翌年度以降に持ち越すことはできません。翌年度以降にインターンシップに参加を希望する場合は、翌年度の募集時に再応募してください。