2024年3月アーカイブ

2024年3月25日

日本語・モンゴル語 【歴史学】

●氏名(氏名ヨミ)

山岸 孝之(ヤマギシ タカユキ)

●自己紹介

愛知県出身です。学部は外大の国際社会学部・モンゴル語でした。日本語の資料を探すことが得意です。色々な図書館へ行くことがあり、外大の図書館だけでなく、国立国会図書館や都立中央図書館、府中市立図書館などの使い方もお教え出来ます。資料探しで困っている方、読解の予習で困っているモンゴル語科の学生など、お気軽にいらしてください。

●研究の専門分野について

「モンゴル抑留を題材とした回想録の研究」として、主に1947~1950年代に出版された回想録を研究しています。分野は曖昧で、モンゴル近現代史、資料史、出版研究、昭和史などにまたがっています。学部ではノモンハン事件を題材とした『ノロ高地』という回想録について研究していました。

●おすすめの書籍

三島由紀夫『豊饒の海(二) 奔馬』(新潮社1977)

三島由紀夫の遺作となった全4巻からなる『豊饒の海』の第2巻です。この物語は輪廻転生をテーマとしており、2巻である本作では主人公が右翼活動に熱中する若者に転生します。その主人公の思想や行動が三島本人と重なる部分があり、非常に興味深いです。そして何より、三島ならではの繊細で美しい文章を味わうことができます。『金閣寺』や『仮面の告白』などで三島の魅力に飲み込まれた人は是非ご覧ください。

●趣味

映画・テレビ・音楽・ラジオ・読書などエンタメ全般が好きです。サッカーとフットサルを18年以上しています。

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2024年3月22日

ドイツ語・ラテン語 【歴史学・ヨーロッパ中世史】

●氏名(氏名ヨミ)

横倉 源(ヨコクラ ハジメ)

●自己紹介

博士前期課程(修士課程)1年。東京都墨田区(東京スカイツリーのあるところ)出身です。本学附属図書館の相談デスクだけでなく、大学受験専門塾でも学習相談の仕事に従事しているので、語学勉強の方法や計画立てなど、勉強全般に関わることでもお気軽にご相談ください。学部時代は、国際社会学部の中央ヨーロッパ地域専攻に所属しており、ドイツ語が専攻語でした。ドイツ語にどっぷりとハマり、これまでに二度、弁論大会やプレゼン大会に出場しました。ドイツ語の勉強方法などでお困りのことがあれば、気兼ねなくご相談ください。

●研究の専門分野について

専門はヨーロッパ中世史です。現在は、初期中世(c.800~1075)、とりわけカール大帝が活躍したカロリング朝時代の写本挿絵を手がかりとした、当時の統治者像の再考に取組んでいます。キリスト教一色と思われがちな当時の統治者像や王国理念には、実は美徳など古代ギリシア・ローマに起源を持つ要素がキリスト教的要素と融合しています。こうした事実を、テキスト史料はもちろん、当時の写本に描かれた挿絵(画像史料)も駆使して、詳細に分析することが、目下の課題です。ですので、西洋美術史や図像学に興味のある方も、気軽にお越しください。

●おすすめの書籍

池上俊一『歴史学の作法』(東京大学出版会,2022年)※外大図書館にもあり

2021年まで東大で教鞭を取られていた、西洋中世史がご専門の池上氏が記した歴史学の概説書。歴史学の歴史(史学史)のみならず、西洋中世史を中心とした様々な研究者たちの研究手法を例に、歴史学の方法論について詳しく紹介されています。歴史学の基本的知識をある程度修得していて、これから卒論や研究活動で、どのような切り口で研究テーマに取組もうかと考えている方には、非常に有益な概説書です。

●趣味

お菓子作り。主に、ガトーショコラとチョコタルトを作ることが多いです。

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チェコ語 【チェコスロヴァキア現代史】

●氏名(氏名ヨミ)

佐藤 ひとみ(サトウ ヒトミ)

●自己紹介

チェコに関心を持ったのは、暗くて陰鬱そうだからです。実際に行ってみたら、すごく暗くて大好きになりました。海辺の街こと兵庫県明石市出身なので、海がないチェコで息苦しく感じる時もありましたが、無事留学から戻ってくることができました。

●研究の専門分野について

チェコスロヴァキアの現代史、とくに社会主義期における「ネイション論」に関心があります。

第二次世界大戦を経て、いわゆる「国民国家」が確立したとされるなか、チェコスロヴァキアの人たちは自国の「ネイション」をいかに認識していたのかを、当時の体制を批判する中で見られた歴史について議論、あるいは市民社会とも呼べるようなオルタナティブな社会の構築についての議論から、明らかにしたいと思っています。

●おすすめの書籍

フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』(平凡社ライブラリー、2013年)

「悲しくて怒っているならペソアを読んだ方がいい」と、友人から勧められたのが、ポルトガルの作家、ペソアです。ペソアは複数の人格をつくり、作品を書き分けました。その人格の1人、ベルナルド・ソアレスが書いた『不穏の書』と、他の人格たちによる詩と短編で編まれたのが本書です。遠く離れた異国の少し前の時代の話にもかかわらず、ペソアがつづったポルトガルの海、人生の不条理、孤独はノスタルジーを掻き立てます。ペソアの深い悩みや内省に貫かれた本書は、わたしたちの悲しみと怒りに決して直接は踏み入らないけれど、そっと寄り添い、癒しを与えてくれます。

●趣味

コーヒーをよく飲みます。散歩に行くのも好きです。ハウスミュージックのことをぼんやりといいなと思っています。映画もたまにみます。

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韓国語 【韓国語学・アスペクト】

●氏名(氏名ヨミ)

石井 紗奈(イシイ サナ)

●自己紹介

韓国ドラマが大好きで、字幕なしで韓国ドラマを見られるようになりたい!という思いから外大のコリ科を目指しました。気づけば、言語研究にどっぷりハマり、韓国語のアスペクトを専門として、日々研究活動に邁進しています。

●研究の専門分野について

専門は、韓国語のアスペクトです。修士論文では、「韓国語の移動動詞文におけるアスペクトに関する研究−「가다(ka-ta)」「오다(o-ta)」構文を中心に-」というテーマで研究しました。
アスペクト、テンス、統語論、意味論などに関心があります。

●おすすめの書籍

堀井和子(2013),『アァルトの椅子と小さな家』, 河出文庫.

堀井和子さんのエッセイです。ホテルや、旅先の朝食、北欧デザインなど、徒然なるままに綴られています。一緒に旅をしているような、旅先の朝食が楽しみになるような、そんな本です。北欧や旅、デザインがお好きな人は是非。隙間時間に少しずつ読み進められるのもおすすめポイントです。

●趣味

趣味は、韓国ドラマの視聴とヨガ、読書です。
ちなみに、イチ押し韓国ドラマは「その年、私たちは(그 해 우리는)」です!

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