2年前(2018年)の春、現代アフリカ地域研究センターは、東京外国語大学では初めての試みとしてクラウドファンディングに取り組みました。国民同士の大虐殺という悲しい過去を乗り越えて国造りを進めているアフリカの小国ルワンダから留学生を呼ぼうという企画です。前回のプロジェクトについてはこちらをご覧ください。
前回のプロジェクトで集まった170万3000円で4名の学生をルワンダから日本へ招き、寄附金は使い切りました。しかし、ルワンダには、アフリカには、他国へ留学したくても経済的な壁にふさがれ夢をあきらめてしまう若者がまだまだいます。特に、前回のプロジェクトで招いた4名が在籍するルワンダのプロテスタント人文・社会科学大学(PIASS)の開発学部平和紛争研究科では、日本人講師の佐々木和之先生が教鞭をとり、多くの日本人学生が毎年交換留学で訪れ、戦後復興を遂げた日本へ強い関心をもつ学生が多いのです。
そこで、2020年春、私たちは再びクラウドファンディングに挑戦します!
◆プロジェクト名:第2弾! 紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から留学生を招こう
◆目標金額:100万円(<渡航費+生活費補助>×2名分)
◆実施期間:2020年4月15日(水)~5月31日(日)
◆プロジェクトの詳細、寄附はこちらよりお願いいたします。
※本企画は「All or Nothing」のため、実施期間内に目標額に達成しない場合は全額が寄附者へと返金されます。
ここで、留学希望者が多く手を挙げるなか、厳しい選考を経て日本への留学権を勝ち取った2名の学生を紹介させてください。
共にPIASS開発学部平和紛争研究科2年生のアンリ・ファブリス・ンダイゼイェさん(写真左)とジュスタス・テンボさん(写真右)です。2人の自己紹介ビデオもご覧ください。
プロジェクトが成功した場合、ご支援いただいた皆さまをアンリさん、ジュスタスさんとの交流会に招待します(2020年11月開催予定)。どうか、本プロジェクトを周囲の皆さまにもご共有いただけますと幸いです。
また、プロジェクト実施期間中は、Readyfor内の「新着記事」内に、これまで招いた留学生たち、日本人学生たちともコラボしたおもしろい情報を続々アップしていきますので、そちらもぜひお楽しみください。
こちらのチラシに、寄附の方法について詳しい解説を掲載しておりますのでご参照ください。インターネット経由によるご寄附が難しい場合は、当センターまでお電話(平日10~17時)、またはメールにてご連絡くださいませ。