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お知らせ

日本学術会議公開シンポジウムに武内センター長が登壇します

2019年10月4日(金)15:00~18:00

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日本学術会議地域研究委員会地域研究基盤強化分科会では、以下の要領でシンポジウムを開催予定です。地域研究に携わる研究者や学生の皆様のご参加をお待ちしております。

◆日本学術会議公開シンポジウム「危機を超えて 地域研究からの価値の創造」

◆日 時:2019年10月4日(金)15:00~18:00

◆場 所:日本学術会議 講堂 (東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口)

◆開催趣旨:
今日、世界各地では分断、対立、紛争の広まりが顕著である。これらの事象は、グローバルな格差の拡大や環境破壊、資源環境や国際環境の変化などと密接に結びついている。他方、そうした問題は、それぞれの地域社会の政治・経済や歴史、地理・自然条件など固有の側面に注目することで、具体的な解決の道が見えてくる場合も多い。このような中、特定の地域社会に研究対象を定め、その社会を専門的かつ総合的に理解することを目指してきた地域研究は、その基盤を維持しながらも、個別の地域やディシプリンを超えたより多層的・多元的なヴィジョンを提示することを期待されている。
本シンポジウムでは、地域研究者が自らの研究の中から、どのような価値を創造していくことができるかを議論する。

◆プログラム
15:00~16:35 第一部

開会挨拶
西崎文子(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院総合文化研究科教授)

報告「地域研究と新たな価値の創造 それぞれの地域から」

 桜井啓子(日本学術会議連携会員、早稲田大学国際学術院教授)
 「中東研究とイスラーム 地域と宗教の関係に学ぶ中東の多様性」

 湖中真哉(静岡県立大学国際関係学部国際関係学科教授)
 「危機を受容する価値観 アフリカ遊牧社会で人道支援とレジリアンスを考える」

 竹沢泰子(日本学術会議連携会員、京都大学人文科学研究所教授)
 「アメリカ研究から考える環太平洋の人種経験 環大西洋との比較から」

 川島真(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科教授)
 「日本の中国研究・台湾研究の意義 アジアにおける中国・台湾研究の進展の中で」

 窪田幸子(日本学術会議第一部会員、神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
 「先住民研究とオーストラリア グローバルな視座と地域」

 高倉浩樹(日本学術会議第一部会員、東北大学大学院東北アジア研究センター教授)
 「北極域の気候変動研究からの視座」

16:35~16:45 休憩 

16:45~18:00 第二部

パネルディスカッション
「地域研究の協働のあり方を考える 基本理念・体制構築・社会貢献」
 パネリスト
 宮崎恒二(日本学術会議第一部会員、東京外国語大学名誉教授)
 武内進一(日本学術会議連携会員、東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター長、日本貿易振興機構アジア経済研究所上席主任研究員) 
 小長谷有紀(日本学術会議連携会員、日本学術振興会監事、国立民俗学博物館客員教授)
 河野泰之(日本学術会議連携会員、京都大学東南アジア地域研究研究所教授)
 宇山智彦(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院スラブ・ユーラシア研究センター教授)
 司会 西崎文子

◆参加費:無料

◆事前申し込み:不要

◆主 催:日本学術会議地域研究委員会地域研究基盤強化分科会

◆共 催:地域研究学会連絡協議会(JCASA)、 地域研究コンソーシアム(JCAS)