• アクセス
  • English
  • 東京外国語大学

News & Eventsお知らせ・イベント

ASCセミナー

第111回『「先住性」の多義性:南アフリカからの示唆』

2026年3月5日

The111th_ASCセミナー日本語版キーワード.pngThe111th_ASCセミナー日本語版.pdf

第111回ASCセミナーは、ラファエル・ヴェアボイスト博士に『「先住性」の多義性:南アフリカからの示唆』と題してお話いただきます。お近くの方は、是非、事前登録をお申し込みいただき、ご参加ください。
通常のASCセミナー開催時間より早い開催時刻(16:00〜)となっておりますので、お気をつけください。

◾️登壇者:ラファエル・ヴェアボイスト博士

専門は歴史学と人類学。現在、ベルギーのゲント大学歴史学部ジュニアポスドク研究員および南アフリカのジョハネスバーグ大学人文学部上級研究員。ポストアパルトヘイト期の南アフリカ、入植植民地主義、先住性、民族誌的調査法について研究を行っている。

◾️題目:『「先住性」の多義性:南アフリカからの示唆』

◾️要旨文:「先住」の概念はひどくあいまいで、アフリカでは特にそうである。
本報告では、南アフリカにおける民族誌的調査に基づき、このあいまいさが、「先住」と「非先住」に関する問題を抱えた3つの二分法――原始性vs近代性、先住者vs後から来た者、包摂vs排除――により生じていることを示す。このような二分法には長い歴史があり、現在もよく使われている。二分法が支持されるのには多様な理由があり、先住民と自称する人びとを含む多様なアクターからも支持を得ている。本報告で提案するのは、アイデンティティや帰属意識、あるいは歴史にすら根付いていない、「先住」に関する代替的な分析枠組みである。先住性を相対的に理解することを提唱する学術的潮流に依拠しながら、本報告では、「先住」を入植植民地という特定の場における周縁化の現代的形態として理解すべきであると主張する。入植植民地主義とは一種の構造的抑圧であり、南アフリカで起こったのと同様に、入植者が自らの出身都市を超えて、永続的な入植地を確立する際に発生する。入植植民地の観点からの理解には欠点もあるが、この見方は先住民活動家の不満を正当に評価し、このカテゴリーに当てはまらない可能性のある人びとへの意味合いに微妙なニュアンスを加えられる。それゆえ、この枠組みを用いることで、きわめて論争的で非生産的になりがちな議論を冷静に行うことができるだろう。

キーワード:先住民、入植植民地主義、コイサン、南アフリカ、エスニシティ

日時:2026年3月5日(木) 16時00分~17時30分

◆場所:ハイブリッド方式 対面(東京外国語大学 研究講義棟 1階 102教室)オンライン(Zoomミーティング)

アクセス:
https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html

◆使用言語:英語

◆参加費:無料

参加をご希望の方は、こちらより事前にお申し込みください。】もしくはQRコードより事前申し込み願います。

QR_111thASCセミナーForm.png

定員:対面・110名、オンライン・300名

申し込み〆切:2026年3月5日(木)正午 ※ 定員に達し次第締め切らせていただきます。
※ Zoom情報は事前登録の際に登録したメールアドレス宛てに返信メールとして送られます。

◆共催:日本アフリカ学会関東支部