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Research Activities研究活動

研究プロジェクト

紛争の拡散ダイナミクス:感染症モデルを用いたネットワーク科学的アプローチ

大石 晃史 (東京外国語大学, 現代アフリカ地域研究センター)

【研究課題】紛争の拡散ダイナミクス:感染症モデルを用いたネットワーク科学的アプローチ
【研究費の枠組み】基盤研究(C)
【研究期間】2023年4月1日 〜 2027年3月31日
【研究代表者】大石 晃史 (東京外国語大学, 現代アフリカ地域研究センター)
【研究目的】

紛争は一部のアクター間の小競り合いが他のアクターを次々と巻き込みながら大規模化することが少なくない。では、紛争はいつどのように拡がるのか。それを防ぐためにはどうすれば良いのか。本研究では、紛争をアクター間で伝染する感染症として捉えることでこれら問いに答えることを試みる。具体的には、国家間や国内での紛争拡散の特徴を捉えた紛争感染モデルを構築する。そして、そのモデルを詳細にシミュレーションすることで、どのようなネットワークが紛争拡散を促進するか、その抑止のためにはネットワークおよび拡散プロセスへのどのような介入が効果的か検討する。

【キーワード】紛争 / ネットワーク / 感染症 / 数理モデル / 国際関係論