今年度の南部アフリカ開発共同体大使によるリレー講義終了
2020.02.20
2019年10月9日(水)にスタートした2019年度秋学期の11か国の南部アフリカ開発共同体大使(SADC)らによるリレー講義が終了しました。
本講義は、南部アフリカ地域開発共同体(SADC)の駐日大使館のご支援のもと、2012年に国際社会学部にアフリカ地域専攻が開設されてから毎年行われ、今年で8回目の開講となります。南部アフリカ約12か国の大使および外交官が各国の歴史、政治、経済などさまざまなテーマで講義をおこなう大変ユニークかつ贅沢な授業です。個性あふれる授業は、学生たちにとって生のアフリカに触れる貴重な機会となっています。今年度は下記の大使らに講義をしていただきました。
【第1回】10月9日(水)アンゴラ共和国 マヌエル・ドミンゴ・ノゲイ公使参事官
【第2回】10月16日(水)ボツワナ共和国 セジョ・モンツォ公使参事官
【第3回】10月30日(水)レソト王国 パリ・マセンカネ参事官
【第4回】11月6日(水)マダガスカル共和国 ゾ・ランドリアンジャフィ臨時代理大使
【第5回】11月13日(水)マラウイ共和国 ベントレ-・ナマサ公使(次席)
【第6回】11月27日 モザンビーク共和国 イルダ・トリゴ・ライヴォソ 参事官
【第7回】12月4日 ナミビア共和国 モーヴェン・M. ルスウェニョ 特命全権大使
【第8回】12月11日 南アフリカ共和国 ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ 特命全権大使
【第9回】12月18日 ザンビア共和国 ンディオイ・ムリワナ・ムティティ 特命全権大使
【第10回】1月8日 タンザニア連合共和国 ジョン・F・カンボナ 全権公使‐臨時代理大使
【第11回】1月15日 ジンバブウェ共和国 タイタス・メリスワ・ジョナサン・アブ-バスツ 特命全権大使
<授業担当の坂井真紀子准教授からひと言>
今年は、大使のお一人から「君たちはどれだけ日本について知っているか」という根源的な問いかけをいただき、自分たちが生活する日本社会を思いがけず再発見することとなりました。学びは一方通行ではなく、個々人が友情を深めるように互いに「知り合う」相互の関係にほかなりません。初年度から振り返ると、授業後のQ&Aでは、学生がより積極的に発言をするようになってきました。グローバル化の進展とともに日本もアフリカも大きく変化しています。同じ地平で様々な課題を共有するフラットな関係を大切にしながら、この授業をアフリカと日本の共生と学びの場としてさらに育てていきたいと考えています。
本授業科目に関するお問合せ先:
アフリカ地域担当
坂井准教授:sakai_makiko[a]tufs.ac.jp
大石講師:takanori[a]tufs.ac.jp
([a]を@に変えて送信してください)
国際社会学部アフリカ地域Webサイト :
https://sites.google.com/view/tufsafrica
現代アフリカ地域研究センターのWebサイト :
http://www.tufs.ac.jp/asc/