'98 情報処理教育I 後期 金曜2限

レポート提出について

(担当:左近毅・野崎充彦・田中一彦・山口裕之)

レポートの課題

 この授業の目的は、NEXTSTEPの基本的な使い方に習熟することと、Windows環境とのデータ交換、HTMLの基本、ハイパーテクストの考え方でしたが、それらの達成度を総合的に評価するために、ホームページを自分で作成して、自分のhomeにアップロードすることを課題とします。
締め切りは、1月末です。

 「ホームページ」とは本来、WWW上のハイパーテクストの集合において、その表紙あるいは目次となるようなトップページのことを指しますが、現在ではWWWである人(あるいは組織)が提供するハイパーテクストによるサービス全体を意味することが多くなっているようです。

 ここで課題としている「ホームページの作成」も、後者の広い意味で言われているものを指していますが、
(1) とりあえずは自己紹介的なページを、複数のページを相互にリンク(「リンクの方法」参照)させる形で作ってください。(これは、いわゆる「ホームページ」と言われているもののイメージに近いものでしょう。)
(2) そして、その自己紹介的なページにリンクさせる形で、山口の授業で説明したように、自分の研究のためのアイディア・カード的な複数のハイパーテクストも含めてください。これは、人文的な研究のために、ハイパーテクストをいかに応用できるか、という形を見るためのものであって、このレポートでは内容自体にそれほど気を使う必要はありません。内容は、できるだけ自分の専門に関わるものを自由に選んでください。

 本来、(2)のアイディア・カード的なハイパーテクストの利用は、多くの場合、WWWなどで公開する性質のものではありませんが、ここでは、練習として(1)と(2)をドッキングさせることにしました。


もう一度、課題をまとめてみます。

(1) 自己紹介的な「ホームページ」の作成

(2) 研究のためのアイディア・カードの作成

その他、望まれること

(絶対に必要な条件ではありません)

手順


アンケートのお願い

 なお、これからの「情報処理教育I」の授業を行っていく上での参考とするために、課題のアドレス(URL)をメールで送る際に情報処理教育でどのような内容の授業を望むか(望んでいたか)、授業の進め方に対する要望、その他、授業の感想や批判など、自由に書いていただけると、大変ありがたく思います。

参考例

 授業が少し駆け足になったり、不手際であったために、上にあげたような課題の提示だけでは、実際にどのようなものを作ればいいのか、少しわかりにくいかとも思います。
 そこで、レポートとして提出(アップロード)してもらう「ホームページ」の例を参考にあげておきます。
授業 1998年度(平成10年度)に戻る
「授業紹介」のページに戻る
山口裕之トップページ