ICS8 総合文化研究 Trans-cultural Studies vol.8
2005年3月9日発行、八木久美子責任編集
特集:文化表象としての〈イスラーム〉
〈われわれ〉の価値としてのイスラム
八木久美子 4
『ルーツ』から「ネイション・オブ・イスラム」へ
荒このみ 18
南海の女王ラトゥ・キドゥル
19世紀ジャワにおけるイスラームをめぐる文化表象のせめぎ合い
青山亨 35
カッワーリーの詩世界
インド・パキスタンのイスラーム宗教歌謡
麻田豊 59
「異端者」の見たイスラーム
ミールザ・アーガーハーン・ケルマーニーの宗教的信条をめぐる覚書
藤井守男 90
ハーフェーズとイスラーム
狂信的イスラームへの批判
佐々木あや乃 104
初期イスラームの女性神秘家達
メソポタミアの禁欲神秘主義からホラーサーン派神秘主義まで
ザフラー・ターヘリー/前田君江訳 122
書評
『声、意味ではなく ― わたしの翻訳論』和田忠彦著
水林章 159
『増補〈世界史〉の解体:翻訳・主体・歴史』 酒井直樹・西谷修共著
李孝徳 163
『ドストエフスキー 父殺しの文学(上・下)』 亀山郁夫著
阿部賢一 165
『〈作者〉をめぐる冒険』 柴田勝二著
谷川道子  167
『アフリカン・アメリカン文学 ― 「ニグロのイディオム」と想像力』荒このみ著
亀山郁夫 171
寄稿
モンゴル人の使用してきた文字の研究の諸問題
『僧侶の雑誌』について
ロブサンジャビーン・チョローンバータル/岡田和行訳 176
ブーレーズとIRCAM、音楽とテクノロジー
福岡由仁郎 181
その他
総合文化研究所所員2004年度活動報告
99


  • トップ画面に戻る