東京外国語大学 総合文化研究所

総合文化研究所 催し物

総合文化研究所主催 TUFS Cinema キューバ映画『低開発の記憶-メモリアス-』上映会

日時:2017年6月9日(金)15:50開場 16:00開始

場所:アゴラ・グローバル プロメテウスホール

内容:

①あいさつ
趣旨説明、映画の簡単な紹介など
②16:10~17:55『低開発の記憶-メモリアス-』上映(104分)
トマス・グティエレス・アレア監督、1968年
③18:00~18:40 トーク

登壇者:比嘉世津子氏(Action Inc. 代表)、久野量一(東京外国語大学)

司会:新谷和輝

 

『低開発の記憶-メモリアス-』

1968年/キューバ映画/104分/トマス・グティエレス・アレア監督

あらすじ:1961年、革命後、妻や家族が国外に脱出するなか、作家のセルヒオは一人ハバナに残ることを決める。周囲の人物や社会を軽蔑し、孤独に生きる彼は、激変する街のなかで、自らの記憶にすがろうとする。当時のドキュメンタリー映像をふんだんに使い、革新的な映像手法を用いて革命後のキューバをみつめる、キューバ映画史上の最高傑作。

 

登壇者・司会経歴

比嘉世津子:関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒。メキシコ・ケレタロ自治大学公費留学。神戸製鋼、メキシコ日産専属通訳からJICAコーディネーター、イベント制作会社を経て、Action Inc.を設立。2003年にキューバのハバナで開催された新ラテンアメリカ映画祭で『永遠のハバナ』を単独で買付け、2005年、渋谷ユーロスペースで初公開。主にスペイン、イタリア、ラテンアメリカの独立系作品を買付け国内配給。2015年、配給10周年としてラテン!ラテン!ラテン!のタイトルで配給作品16本を新宿K's cinemaにて一挙上映。1992年よりNHKスペイン国営テレビ(TVE)の通訳も継続中。2016年は邦画の台本翻訳、海外ロケに参加。

久野量一:東京外国語大学准教授 http://www.tufs.ac.jp/research/people/kuno_ryoichi.html

新谷和輝:東京外国語大学言語文化学部スペイン語専攻4年。スペイン語圏の映画を研究対象とする。ポンペウ・ファブラ大学に派遣留学し、映像学部で映画史、映画理論を学ぶ。第27回東京学生映画祭では代表を務める。独立映画鍋会員。有限会社パッソ・パッソ、日本映像翻訳アカデミーにて映像翻訳も勉強中。

 

主催:東京外国語大学総合文化研究所

お問い合わせ:総合文化研究所

tufs422ics[at]tufs.ac.jp ※[at]を@にかえて送信してください。