地域に飛び出す!府中市と協働、「外国につながる子ども」学習支援

?本学の学生は、地元府中のまちで、さまざまなボランティア活動を行っています。一番たくさんの学生が参加しているのが、府中市と協働で行っている「外国につながる子どもへの学習支援」です。

外国につながる子どもとは?

?国境を越えてたくさんの人々が移動する時代になりました。その中でも親の仕事の都合で日本にやってきたり、国際結婚によって生まれたりした、複数の言語・文化のなかで育つ子どものことを、「外国につながる子ども」と、本学・ボランティア活動スペースでは呼んでいます。本学が立地する府中市でも、「外国につながる子ども」たちが、増えてきています。家庭の中で話している言語と、学校や地域で使っている言語が異なる子どもにとって、日本語を学ぶ機会はまだ十分とは言えません。生活の中で使うことばはすぐに身につけられても、学校の授業を理解し考えるためのことばを習得するには、何年もかかると言われています。

?府中市が行っている外国人児童生徒および外国につながる子ども対象の支援のうち、教育委員会主催の日本語適応指導教室(活動名:ちゅうサポ)と、府中国際交流サロン児童学習支援(活動名:児童学習支援サークル くりふ)の2か所で、本学の学生が活動しています(使用言語は日本語です)。

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■府中国際交流サロン児童学習支援


?府中国際交流サロン(以下サロン)での児童学習支援が始まったのは、2005年2月。それ以来ずっと、本学学生が、教室に通ってくる子どもの支援をしてきました。2016年4月現在、約20名の学生が、同じくらいの人数の子どもの支援を、マンツーマンで行っています。
?子どもたちのルーツは、中国が最も多く、韓国、フィリピン、ルーマニアの子どもたちも在籍しています。サロンには市の職員も常駐していて、支援希望の子どもと保護者の面談や連絡を、一手に引き受けてくださっています。学生たちにとってとても頼もしい存在です。また、サロンの日本語学習会ボランティアのみなさんも、いつも暖かく見守ってくださっています。地域のみなさんに支えられて、学生たちが活動する場が用意されています。

 毎週金曜日 17時~19時(府中市内)?

■府中市教育委員会日本語適応指導教室

?日本語適応指導教室は、2012年にできた、まだ新しい教室です。府中市教育委員会の先生が、週1回約1時間、子どもたちが日本の学校に慣れることを目的に、日本語を教えています。学生は子どもの隣に座って、日本語学習のお手伝いをしています。

?本学学生の大学生活は、今まで聞いたこともない言語をシャワーのように浴びるところから始まります。ある学生は「涙が出そうだった」と話してくれました。言葉の壁を超える、そんなチャレンジをしている本学学生たちだからこそ、全くわからない日本語が飛び交っている教室にいる子どもの気持ちがわかるのかもしれません。日本に来て半年以内の子どもが対象となっている教室なので、最初は全くコミュニケーションを取れなかった子どももいますが、一歩一歩仲良しになっていきました。なかには、教室が始まる前に、教室の外で待っていてくれた子もいたとか。本当のお兄さん、お姉さんになったような気がしたそうです。

 毎週水曜日 15時15分~17時15分(府中市内)

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■学習支援について学ぶ機会

?ボランティア活動スペース(VOLAS)では、次のような学習支援について考える機会をつくっています。いずれも、学生が自主的に学ぶ活動です。

★学習支援ガイダンス

?学習支援について、概要を学ぶ機会です。府中市での日本語学習支援活動に参加希望の学生は、ガイダンスを受けてから活動を開始します。
(2016年度は、4月22日(金)、27日(水)11:50~ ボランティア活動スペースにて開催します。)

★学習支援講座

?2015年度は、本学卒業生が講師となって、「子どもの学びを広げる支援について」をテーマに、講座を開催しました。講座を受講することで、具体的な支援の方法を学ぶことができます。

★学習支援研修

?毎年、夏学期の終わりに開催しています。

2014年度の学習支援研修では、本学の教員と学生を講師として、次のことを学びました。
?外国につながる子どもの言語習得/外国につながる子どもが置かれている状況と背景/私も外国につながる子どもだった(本学学生による体験を聴く)?

2015年度の学習支援研修は、以下のような内容でした。
?外国につながる子どものおかれている状況と背景
?子どもの支援について考えるワークショップ

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★座談会(学期に1回程度)

?支援の方法について学生どうしで学び合います。

★毎回の教室終了後は、どちらの教室でも「ふりかえり」をしています。教室に関わる全員の学生が、全員の子どもの様子を共有するように心がけています。それはより多くの目で子どもを見合って支援していきたいと考えているからです。

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?本学の「外国につながる子どもの学習支援」は、子どもと学生の1対1の関係に終わらず、地域に住む人や府中市の職員、本学教員、子どもたちの保護者、さらには学生同士、さまざまな人々とのつながりを大切にしながら、たくさんの人に支えられて活動しています。学習支援は、一方的に学生が日本語を教える場ではなく、学生も子どもとともに成長する場でもあるのです。

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?府中市内で活動を始めたい学生は、必ずVOLASまでご連絡ください!

?府中市内での活動は、VOLASで受け付けています。直接教室に連絡しても、活動できません。
また、府中市内以外の教室も、VOLASで紹介しています。
【大学近辺・外大生が活動している教室】
調布市立学校日本語教室(通称・CIFA調布子ども日本語教室)
武蔵野市国際交流協会(MIA)
ピナット

日時: 2016年03月28日