【活動報告】VOLAS特別講座《VolaSpecial》を行いました

VOLASでは、社会連携マネジメント・オフィスと共催で、NGO/NPOの関係者をゲスト講師としてお招きし、2019年4月に3回の特別講座《VolaSpecial》を実施しました。今回はたまたま3人とも東京外国語大学の卒業生で、「卒業生Special」になりました。

第1回 4月23日(火) 5限(16:00~17:30) 参加者:59名

テーマ:パレスチナの人々と共に
ゲスト:渡辺真帆さん(アラビア語科卒業生) 日本国際ボランティアセンター(JVC) パレスチナ事業担当スタッフ

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 小学校時代をカタールで過ごした体験から、東京外国語大学でアラビア語と中東政治を専攻し、2013年夏から一年間パレスチナに留学した渡辺真帆さん。豊かな自然と生活文化、占領下でしなやかに生きる人々の姿に魅せられると同時に、悪意も善意も、故意も無関心も、すべてが絡まり合って構造的な不正が続く現実を目の当たりにしたといいます。
 非常に複雑なパレスチナの歴史と現状を、とても分かりやすく解説した上で、現地の人々の自立を支援するNGOの活動について具体的にお話ししてくださいました。パレスチナとイスラエルの問題について、もっと詳しく知りたい、学びたいと思ったという学生が多くいました。
https://www.ngo-jvc.net/


第2回 4月24日(水) 5限(16:00~17:30) 参加者:28名

テーマ: 医療通訳の現場に関わって
ゲスト: 福西雅子さん(スペイン語科卒業生) MICかながわ(多言語社会リソースかながわ)ボランティア・スタッフ

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 東京外国語大学のスペイン語科を卒業し、プロの通訳・翻訳・講師として活躍している福西雅子さん。2014年からは、日本社会の多言語・多文化化とともに需要が高まっている医療通訳の派遣を行うNPO「MICかながわ」の活動にも参加しています。
 医療通訳を行う際は、患者さんの病気に関連する専門用語をスペイン語で何というか事前に調べておき、病院に着くと、診察室に入る前に患者さんと話をして、言葉の通じない日本で不安を感じている患者さんの緊張を和らげるなど、現場のリアルなお話をいろいろ聞かせてくださいました。  通訳の仕事に関心があって参加した学生も多くいましたが、福西さんのお話を聞いて現場の厳しさを知るとともに、多言語・多文化化が進む日本の社会における通訳の重要性をひしひしと感じて、語学学習への意欲がさらに高まった様子でした。
https://mickanagawa.web.fc2.com/index.html


第3回 4月25日(木) 5限(16:00~17:30) 参加者:36名

テーマ: 国際NGOで働く
ゲスト:横山 秀さん(英語科卒業生) プラン・インターナショナル 広報マーケティング部スタッフ

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 学生時代からNGOでのインターンを経験するなど、NGOの仕事に関心を持っていた横山秀さん。卒業後、IT企業で1年半働いた後、英国で生まれ世界各地に拠点を置いて活動する国際NGO、プラン・インターナショナルに就職。現在は、現場での活動を伝える「広報」と、国内から支援を募る「マーケティング」を管轄する部署で、主にウェブ・マーケティングを担当しています。横山さん自身がネパールで出会った少女の話をもとにウェブ上での広告を企画した話などを聞かせてくださいました。
 日々の仕事は、オフィスでパソコンに向かっていることが多く、見た目は普通の会社員とあまり変わらないかもしれませんが、自分の信念にもとづいた仕事に打ち込むことの意味について、熱く語ってくださった横山さん。「困難な状況にある人に共感できる人でありたい」ということばが印象に残ったという学生が多くいました。
https://www.plan-international.jp/

日時: 2019年09月17日