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研究プロジェクト

アフリカの農村資源管理と国家―ガーナとルワンダの比較研究

武内進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター)

【研究課題】アフリカの農村資源管理と国家―ガーナとルワンダの比較研究
【研究費の枠組み】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))(課題番号:19KK0031)
【研究期間】2019年10月~2023年3月
【研究代表者】武内進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター)
【研究分担者】千年篤(東京農工大学)、桐越仁美(国士舘大学)
【連携研究者】なし。
【研究目的】

近年アフリカ諸国では、新自由主義的経済政策、人口増加、気候変動等の影響から、土地や水など農村における資源制約が強まり、その利用や分配(広義の「管理」)が政治問題化している。従来アフリカ農村の資源管理は伝統的権威に委任される傾向にあったが、国家の関与が強まり、国家と社会がせめぎ合う場となっている。本研究の目的は、農村資源管理の比較を通じて、アフリカにおける国家社会関係変容の方向性を探ることにある。現地研究者との密接な協力に基づいて、ガーナとルワンダという対照的な統治システムを持つ国の農村資源管理を比較分析する。それにより実践的な政策課題に答えつつ、国家社会関係の再編、変容の方向性を明らかにする。


【研究会の開催】

2021年9月7日(火)、10日(金)
場所:Zoomによるオンライン
書籍『African Land Reform under Economic Liberalisation: States, Chiefs, and Rural Communities』刊行記念セミナーを開催しました。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.tufs.ac.jp/asc/events/ascseminar/210907ASCSeminar61.html

2020年2月18日(火)、19日(水)
場所:プロテスタント人文・社会科学大学(ルワンダ)
プロテスタント人文・社会科学大学(ルワンダ)との共同セミナーを開催しました。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.tufs.ac.jp/asc/activities/2002PIASS-TUFSSeminarReport.html
プログラム:http://www.tufs.ac.jp/asc/200218PIASS-TUFSSeminar.pdf

2018年9月14日(金)
時間:8:50~17:30
場所:プレトリア大学(南アフリカ)
プレトリア大学(南アフリカ)との共同セミナーを開催しました。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.tufs.ac.jp/asc/activities/record/180913-14UPTUFSSeminar.html
プログラム:http://www.tufs.ac.jp/asc/180913-14UP-TUFSSeminar%202.pdf

【研究成果報告】

『African Land Reform Under Economic Liberalisation: States, Chiefs, and Rural Communities』(武内 進一 編、Springer)刊行(2021年10月11日) http://www.tufs.ac.jp/asc/activities/publications/211011AfricanLandReform.html