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研究活動

南アフリカ訪問(ヨハネスブルク、プレトリア)

2017年7月26〜29日

 7月27日、南アフリカを往訪中の当センター一団(武内センター長および松波、桐越特任研究員)はプレトリアのJICA南アフリカ共和国事務所を訪問し、関智宏所長、石亀敬治次長、水野ショー真希広域企画調査員および川北知子氏(JICA専門家、プレトリア大学日本研究センター事務局運営アドバイザー)と面談しました。面談のなかで、南アフリカを起点としたアカデミアネットワークの形成や留学生の交換、日本・アフリカ間の共同研究に関する情報交換がおこなわれました。
 その後、一団はプレトリアにある在南アフリカ日本大使館を訪問し、川口周一郎公使参事官、北川裕久書記官と面談しました。本学とプレトリア大学との研究教育協力体制の構築構想についてご説明したところ、本学の活動にご協力いただける旨のお話しをいただき、大変心強く感じました。
 大使館を後にした一団は、プレトリア大学を訪問し、ステファニー・バートン副学長、ヴァス・レディー教授(同大人文学部長)、マクシ・スクーマン教授(同副学部長)、シシル・ハーテル教授(日本研究センター長)らと面談しました。面談の目的は、プレトリア大学と本学との間にしっかりした研究教育協力体制を構築するための方策を議論することです。プレトリア大学は広大な敷地を有し、55,000人の学生が在学し、5,000人の留学生を受け入れる、南アフリカで最もレベルの高い大学の一つです。議論の結果、共同研究や交換留学など、いろいろな手段で大学間関係を深めていくことで意見が一致しました。来年度には共同セミナーを実施したいと考えています。

 議論の合間に、キャンパスツアーに連れて行っていただきました。歴史学科の学生が案内役になってくれて、広いキャンパスをカートに乗って回ります。印象的な建造物が立ち並び、学内のそこここに彫刻などのオブジェが配置されたキャンパスは本当に美しく、感銘を受けました。

 翌28日、一団はヨハネスブルクのサントン地区にある日本貿易振興機構(JETRO)を訪問し、根本裕之氏(アフリカ地域統括調整センター長)および高橋史氏(ヨハネスブルク事務所)と面談しました。当センターからプレトリア大学を中心とした研究教育協力体制の構築構想について説明し、両者間で積極的な話し合いがもたれました。根本センター長は、特に民間レベルを含めた両国のつながりの重要性について強調されました。
ヨハネスブルグ、プレトリアでの任務を終えた一団は、29日、ケープタウンへと移動しました。