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学長メッセージ

東京外国語大学 立石 博高(西洋史、スペイン地域研究)

東京外国語大学長

立石博高 (西洋史、スペイン地域研究)

Think and Act Globally and Locally!
地球社会と地域社会に根ざして、考え行動しよう!

   昨今、産官学の各方面から「グローバル人材の育成」が唱えられています。21世紀に入り、国内市場と海外市場の境目がなくなる、国境を越えて人と物が大規模に移動するなど、「グローバル化」がますます進んでいます。そして、世界のあらゆる地域の経済・社会・文化がこのグローバル化に巻き込まれるという状況の中、物事への対処には、あたかも鳥が空から見おろすような、物事の全体像を地球規模で捉え、的確な判断を下す「俯瞰的視野」をもつ「グローバル人材」が必要とされるからです。

   東京外国語大学は、その「グランドデザイン」に「高度な言語運用能力と、世界諸地域の文化と社会についての深い知織を身につけた人材を社会に送り出していく」と謳っています。つまり、江戸末期、幕府が設けた洋学の研究・教育施設で、外交文書の翻訳をもおこなった東京外国語大学の前身である蕃書調所以来、150年を超えるその歴史の中で、一貫して「グローバル人材」の育成をおこなっており、国際的に活躍する数々の人材を輩出しているのです。

   そして、東京外国語大学はさらなるグローバル化に対応すべく、1949年(昭和24年)の創設以来60年を超えた伝統の外国語学部を2012年(平成24年)4月、「言語文化学部」と「国際社会学部」に改編しました。本学に入学する学生は、それぞれに選択する地域言語科目やグローバル言語としての英語科目の修得に加えて、グローバル社会において社会生活を営む上で必要な総合的かつ地球規模的な知識である「世界教養global liberal arts」を身につけることになります。その後には、地球社会(グローバル)とさまざまな地域社会(ローカル)で生じている諸課題に取り組むための専門的な知識を身につけられるよう、「言語文化学部」と「国際社会学部」のそれぞれ3つの履修コースを選択します。

   卓越した「グローバル人材」にとって欠かせないのは、「主体性」、「積極性」、そして「チャレンジ精神」です。東京外国語大学は、学生たちが、さまざまな学習と課外活動などを通じてこれらのものを身につけられるように支援します。そして、大学卒業後は、豊かな想像力と批判的思考力をもったマルチリンガルな地球市民として世界各地で活躍してもらいたいと願っています。

   さらに東京外国語大学には、世界諸地域の言語・文化・社会をめぐる個別的かつ総合的な研究を行なうために大学院総合国際学研究科が設けられ、深い教養を備えた研究者、高度教養人、高度職業人の養成がおこなわれています。また、共同利用・共同研究拠点(アジア・アフリカの言語文化に関する国際的研究拠点)に認定されているアジア・アフリカ言語文化研究所、教育関係共同利用拠点(外国人留学生のための日本語教育)に認定されている留学生日本語教育センターを擁しています。わが国の国立大学として唯一「外国学foreign studies」の名をもつ東京外国語大学(Tokyo University of Foreign Studies)は、21世紀のグローバル化時代のなかで特色ある人文・社会科学系の大学として、「世界知の蓄積accumulation of world knowledge」と「地球社会との協働interaction with the global society」をめざして、着実に歩を進めていきます。

平成25年4月

「TUFSネットワーク中核大学」創成宣言

本学は、本学の「グランドデザイン」及び「ミッションの再定義」の理念に基づき、10年後を見据え、
第1に、真の多言語グローバル人材を養成する大学
第2に、日本から世界への発信を担う大学
第3に、世界諸地域の知識・経験をもとに、日本の大学のグローバル化を支援する大学
たることを目指していきます。

平成26年5月

ラジオ日経インタビュー、立石学長「グローバル人材の育成」を語る

テーマはグローバル人材の育成

2014年7月28日(月)~8月1日(金)の5日間、ラジオ日経第二で立石博高学長のインタビューがオンエアされました。

テーマは、「グローバル人材の育成と東京外国語大学」。

こちらから、聞いていただくことがきます。

1.グローバル人材育成が注目される社会状況

2.外国語や世界の地域について学ぶことの意味

3.留学のススメ

4.就業力育成(東京外国語大学の試み その1)

5.東京外国語大学が目指すもの(東京外国語大学の試み その2)

(BGM ♪IntroDuCing!)