連続市民講座第10回で「地球の音楽」をテーマに講演

2024.02.21

2024年2月17日(土)、本学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールにおいて、東京外国語大学・読売新聞立川支局共催 連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」第10回が開催され、「地球の音楽 -世界の姿を聴く旅へ」と題して、山口裕之教授と橋本雄一准教授による講義が行われました。

今回は、「音楽」がテーマということで、本学大学院生でトルコ伝統の弦楽器であるバーラマ(サズ)の演奏家でもある今城尚彦さんによる歌と演奏で講演会が開始されました。山口教授からは、音楽のグローバル化における、均質化・同質化と、異質なものとの出会いという二つの側面について、トルコ民族音楽などを例に説明がされました。橋本准教授からは、2022年3月に東京外国語大学出版会から刊行された『地球の音楽』の中の東南アジア・オーストラリア・中国・中央アジア・太平洋・北米などの地域を例にあげながら世界各地の音楽の多様性について紹介されました。

本連続市民講座は、本学の建学150周年を記念して、本学と読売新聞立川支局の共催で2023年度を通じて全11回で行われるものです。500名定員で事前申込により無料で聴講することができます。最終回である第11回は、2024年3月2日(土)13:30より同会場において、青山弘之教授と髙岡豊特別研究員が「中東諸国で再生産される混乱-「テロとの戦い」とシリア内戦がもたらす負のスパイラル」と題して講義をします。現在受講者を受付中です。詳細はこちらからご覧いただけます。

山口教授
橋本准教授
今城氏による公演
質疑応答
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