連続市民講座第4回でイスラームの今について講演

2023.06.20

2023年6月17日(土)、本学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールにおいて、東京外国語大学・読売新聞立川支局共催 連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」第4回が開催され、「イスラームのいま―写真に見るその多様な姿」と題して、本学アジア・アフリカ言語文化研究所の後藤絵美助教と東洋大学の高橋圭助教による講義が行われました。講義では、イスラームやムスリム、さらにイスラム教の聖典であるクルアーン(コーラン)について解説の後、アメリカのイスラームやムスリム、さらに9.11後のムスリムに対する動きなどについて話がありました。また、本学出版会から昨年刊行された『マイノリティとして生きる アメリカのムスリムとアイデンティティ』(リック ロカモラ 写真・文、高橋圭 後藤絵美 監修・編著)を題材に、映し出されるアメリカのムスリムの多様性や誰もが「マイノリティ」としている生きていることへの気づきについて語られました。

会場入口では、リック ロカモラ氏の写真展が同時開催され、来場者が実際に写真を鑑賞しながら講演内容を振り返りました。


本連続市民講座は、本学の建学150周年を記念して、本学と読売新聞立川支局の共催で2023年度を通じて全11回で行われるものです。500名定員で事前申込により無料で聴講することができます。次回第5回は、9月2日(土)13:30より同会場において、武内進一教授が「ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ」と題して講義をします。現在受講者を受付中です。詳細はこちらからご覧いただけます。

本件お問合せ先

東京外国語大学 広報・社会連携課(平日9:00-17:00)
TEL 042-330-5150

後藤助教による講義
高橋助教による講義
写真集の制作について語る後藤助教
質疑応答の様子
書籍販売コーナー
写真展
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