【出版会新刊】『FIELDPLUS(フィールドプラス)』24号(7/10発売)

2020.07.20

本学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。多様な研究分野の垣根を越えて、世界各地でフィールド調査をする研究者たちの取り組みや経験を紹介。〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第24号は巻頭特集「書を求めよ!町へ出よう!漢字をフィールドワークする」(責任編集・荒川慎太郎)のほか、好評のコーナー「フィールドで見つけました」「フロンティア」など、読みどころ満載です。

[巻頭特集]
書を求めよ!町へ出よう!漢字をフィールドワークする 責任編集:荒川慎太郎
・日本の方言漢字を訪ねる 笹原宏之
・字体の新造と変形の最前線――激動の香港に見る 吉川雅之
・甲骨文字研究と現代書道 落合淳思
・最古のチュノム碑文をもとめて 清水政明
・ナシ族の文字と漢字 黒澤直道
・君は仮名 ? 漢字 ? ――街中の「変体仮名」 岡田一祐

○あの時、あの瞬間
・インド洋天気晴朗なれどいまだ遠し 深澤秀夫

○フィールドで見つけました「スポーツ」
・モンゴル相撲(ブフ) 呉人徳司
・ズールハーネで肉体と精神を鍛える 谷 憲一
・ONE TEAMを目指して――南アフリカ共和国の挑戦 竹村景子

○私のフィールドワーク
・日本の「危機言語」、島ことばの記録と再活性化の取り組み 横山晶子

○オシボン!
・今 市子『百鬼夜行抄』 三浦順子

○フロンティア
・イスラエル・嘆きの壁で祈る女性たち 宇田川 彩

○特別企画
・企画展「シベ書道の世界──格吐肯書法展」回顧――「三語書法」が映し出すもの 児倉徳和

○Field+FASHION
・場に応じたオシャレを楽しむ 賀川恵理香

○フィールドワーカーのよりみちスポット
・さまざまな人が集まるプランテーション村の売店 河合 文

東京外国語大学出版会Webサイト
http://www.tufs.ac.jp/blog/tufspub/#field

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