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氏の著作活動は、終戦間もないころの日本軍の諜報活動に関する著作にはじまり、アジア諸国のナショナリズムや論説委員として健筆をふるわれたベトナム戦争、さらには従軍記者としての体験を下敷きにしたインパール作戦やインド国民軍に関する研究へと続き、晩年には日本の戦争遂行とその責任など、幅広くかつ重要な領域にわたっています。今回御寄贈いただいた資料には、研究の基礎になった取材メモ、資料、草稿など、段ボールにして15箱あまりの貴重な文書(および一部写真とスライド)が含まれています。 本拠点は、本学のインド、東南アジア研究者、大学院生ならびに学生諸氏の協力により、この貴重な資料を整理保存し、戦後日本のあるべきアジア理解を終生の課題とされた氏の足跡を克明にたどるとともに、そこから多くの教えを受けたいと考えています。 附記: 整理が終了し、公開できるようになるには、今暫くの時間が掛かると思います。詳細は、拠点事務局にお問い合わせ下さい。
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