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21世紀COEプログラム


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史資料収集



リエゾンオフィスにおける活動−大学院生による研究報告会−

報告者 吉田ゆり子
本学外国語学部教授



2005年1月28・29日に、本COEがリエゾンオフィスとして協定を結んでいるインドデリーの開発途上社会研究センター・中国研究所(Institute of Chinese Studies, Centre for the Study of Developing Societies)との共催で、大学院博士課程在籍者による研究報告会を開催した。報告会では、本学の大学院生6人とデリー大学の大学院生4人の研究報告と、インドにおけるイスラム研究の第一人者であるMushirul Hasan教授により特別講演が行われた。当日のプログラムと詳しい報告書は、以下に示すPDFファイルをご覧頂きたい。


報告会は、28日はデリー大学において同大学の日本専攻学生を中心とした40人余の参加者を得、また29日は開発途上社会研究センター・中国研究所において研究者らの参加を得、活発な質疑応答が行われ、とくに日本人院生の個々の報告については、インド人研究者ディスカッサントからの的確なコメントを得て、たいへん有意義な成果を収めることができた。

報告会開催にあたっては、開発途上社会研究センター・中国研究所のBrij Tankha教授(リエゾン・オフィサー)と本学教員である粟屋利江氏に多大なご尽力をいただいた。また、報告会の準備および諸事務手続きは、本COEポストドクター研究員菅原由美氏、高松洋一氏と本学教員吉田ゆり子が担当した。

なお、本報告会の成果は、2005年度に本COE「研究叢書」として公刊する予定である。