MIRAIプログラム・コーディネーターの青井です。
今週月曜日、MIRAI生の小林真也さんが制作中の謎解きゲームのテストプレイを実施しました。
※制作の経緯については、こちらの記事をご覧ください:
「(イベント報告)方言版異言語脱出ゲーム体験会&制作ワークショップ」
テストプレイには30名を越える大学生が参加しました。
彼らは私が受け持っている授業の受講生であり、普段から授業で言語学パズルに取り組んでいます。
(↑ゲームの導入を説明するMIRAI生の小林真也さん)
この謎解きゲームは、さまざまな言語が下敷きとなった謎を解きながら、
「現代において外国語を学ぶ意義・価値とは?」
を考えるきっかけにしてほしい、という思いで制作されました。
ChatGPTをはじめ、生成系AIが急速な発達を見せており、機械翻訳の精度もどんどん上がっています。
AIが飛躍的に向上したことで、「外国語がわかる」ことの価値は、確実に変わってきています。
そのような現代においても、人がわざわざ時間と労力をかけて言語を学ぶ意義・価値は果たしてあるのでしょうか?
あるとすれば、それは何なのでしょうか?
(↑グループごとにそれぞれ協力しながら謎を解いていきます)
テストプレイの感想を一部抜粋してご紹介します。
- 言語によっての感覚の違い、世界の捉え方の違いを感じることができたので、面白かったです。
- 言語パズルとはまた違った形で言語学習を楽しむことができ、いい経験になりました。
- 最後まで解けなかったのが悔しいですが、とても楽しかったです。
- 今までにない形式で面白かったです。何回でもやりたいと思いました。
- 難しかったけど、発見できた時の感覚がその分感じられてすごくやりがいがあった。
- また機会があれば同じような形式の謎解きゲームをやってみたいと思いました。
...さて、この謎解きゲームは、いよいよ来週に開催が迫った外語祭で初公開されます!!
この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひ会場まで足をお運びください。
たくさんのご来場を、お待ちしています。
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第101回外語祭「さあ、次の100回のはじまりだ」
2023年11月22日(水)〜11月26日(日)
@東京外国語大学府中キャンパス
<<屋内企画「ことばの謎展」(209教室)>>
MIRAIプログラムは本学大学院博士後期課程の大学院生を対象としたフェローシッププログラムです。今回の外語祭では、MIRAIプログラム生有志による展示企画を開催します。題して、「ことばの謎展」です。日本語や世界の言語にまつわる「謎」を紹介しているほか、MIRAI生である大学院生が行っている研究についても展示しています。また、併催企画として言語学習をテーマにした体験型謎解きゲームを実施します。こちらは謎解きゲームを制作されている一般社団法人異言語Lab.さん監修のもとMIRAI生有志で制作したものです。時間制限なし・好きなタイミングで遊べるゲームですので、ぜひお気軽にお立ちよりください! お待ちしています!
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