2026年6月もあとわずかとなった。日本列島はなぜか梅雨の最中に二つの台風の襲撃を受け、27日(土)に予定されていた終日授業(博士後期)が半分オンラインに変更され、半分キャンセルとなった。このところ休みもあまり取れずヘロヘロだったが、そんなわけで少し余裕が出て、28日(日)は身内の出る合唱の発表会を聴きに、花束を抱えて流山市文化会館へ行ってきた。
合唱連盟設立30周年、市制施行60周年とのことで、土地の歴史をモチーフにした歌など、なかなか趣向を凝らした発表会であり、指揮者や関係者の方々、歌う人びとの楽しさや情熱が伝わってきて、とてもよい会であった。第二部には市の少年少女合唱団の歌も披露された。これが、子ども社会から遠く離れた(大学生とは長年つきあっているが)当方には、なかなかびっくりで、また面白かったのである。
中高生かと思しきメンバーがすでに大人びた声音で披露してくれたのもよかったが、さらにその前列に並んだ小学生もしくは小学校に上がる前?かとも思しき数名の合唱隊の声音が、後列のお兄さん、お姉さんたちの歌声とは明らかに異なっており、うまく形容できないのだが、ああ、子どもの声はこんなハーモニーを生み出すのだ、子どもはこんな風に育ち、身体の大きさや体格の成長とともにこんな風に声が変わっていくのだと、しみじみ感じたのである。お兄さん、お姉さん世代も含めて子ども合唱隊の一人ひとりがそれぞれリズムを感じ、身体を揺らしながら真直ぐな瞳と真直ぐな声でのびやかに歌うのを聞くことは、どんな理屈にも優る人間賛歌への導きである。いやー、人間社会に希望があるとすれば、子どもたちの未来にこそである。ごくありきたりな結論に深く感じ入り、幸せを感じた休日であった(笑)。合唱団のみなさま、実行関係者のみなさま、素敵な音楽会をありがとう!