「暑さ寒さも彼岸まで」をかろうじて保ってようやく春らしくなった先の連休、20日は外大の卒業式であった。桜は開花したもののあいにくのお天気。しかし華やかな晴れ着姿の卒業生たちは晴れやかに、学びの日々から旅立った。おめでとうございます。身体を大事に、自分の生を歩んでいかれたし!
翌日は高校時代の恩師の通夜。今月の初め頃から急に体調を崩され、あっという間に逝ってしまった。昨今は通夜といっても夜通しどころではなく、受付仕事やら何やらで忙しいうちに、これまたあっと言う間に終わってしまった。樺太生の95年間は、数々のことがらに立ち向かい抗い、書き続けた人生であった。先生ほんとうにお疲れ様でしたと思うばかりである。
その翌日は、現役のままに早逝した同僚の米谷匡史さんを「偲ぶ会」。企画者の一人としてささやかな会を準備したが、当日は150人近くの人びとが集い、20人ほどの方々が故人の横顔や思い出を語った。業績一覧を共有し、冒頭では仕事の全貌を整理した報告がなされ、研究仲間やゼミ出身者が数多く参加して、さながらご本人不在の最終講義のようだったが、現役ゼミ院生たちが音楽や写真で彩りを添えてくれた。たぶんご本人の魂(マブイ)が来てていますよねという、とある方のお話しに深く頷き、喜んでもらえたかなとひっそり願った。