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怒涛の昨年度末おわる

昨日はエイプリル・フール、俗にいう4月バカであった。飛田給から大学までの桜並木はまだ満開で美しく、大学へ行ったら新入生勧誘のお祭り全面展開で、キャンパス内の桜を写メっている人もいた。午後にはいそぎ確認したい資料があって東大駒場に行くと、こちらも桜満開と新入生勧誘のお祭り。さらに夕方からとある用事を済ませて夜半に某地下鉄に乗ると、今度は赤ら顔の人びと満載である。新入社員歓迎会の後だろうか。昨日はどー考えても月曜日だったのだが、なんだかとても多くの人びとが浮かれた一日であったように思われる。ま、そんな日があるのは素敵なことだ。そんなわけで(?)ウソもつけずに終わってしまった!(せめて拙ブログに「ついにテレビ出演依頼、来る!」とか書けばよかったか)。
しょーもない話から書いてしまったが、昨年度末には卒業式があり、ゼミ生諸氏もめでたく巣立っていった。オメデトウ!(HPへの写真アップが遅れていてごめんなさい。お花をありがとうございます)
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それと、年度末の押し迫った時期に2つの研究会に出席した。一つはポストマルクス研究会(といっても日程の重複その他でごく一部分しか参加しかできなかったが)、もう一つはウチのNN科研で主催した小さな研究会である。前者では立教のK林先生のの『ドイツ経済思想史論集I, II』について報告し、後者は若手の気鋭の研究者K氏の「エコロジー経済学の系譜」に関する報告をきいて討論と、なかば偶然にドイツ語圏の経済思想史、大戦間期のO,ノイラートやその周辺の思想について、じっくり勉強する機会となった。多謝。拙著にもちょいと書いたが、ドイツ語圏経済思想は「アントロポスの経済思想」にとって実に豊饒な知的土壌である。(それにつけても後者の研究会について、年度末の雑務に忙殺されていて情宣にいささか手落ちあり、十分宣伝できなかったことが悔やまれる)。やっぱ地道な研究、いいわー。

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2013年4月 2日 12:22に投稿されたエントリーのページです。

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