活動報告

Activity Reports

センターの活動報告です

夏季セミナー2014・大学院生サマースクール報告「言語・文学・社会 ―国際日本研究の試み」

日時: 2014年7月29日~8月1日
会場:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟102、103、105室
講師:金鍾德氏(韓国外国語大学校)、蕭幸君氏(台湾東海大学)、任榮哲氏(韓国中央大学校)、タサニー・メーターピスィット氏(タマサート大学)、笵淑文氏(国立台湾大学)、徐一平氏(北京外国語大学)、林明珠氏(シンガポール国立大学)、趙華敏氏(北京大学)、于乃明氏(国立政治大学)、村尾誠一氏、早津恵美子氏、高垣敏博氏、谷和明氏、野本京子氏、谷口龍子氏(東京外国語大学)

7月29日~8月1日にわたって、夏季セミナー2014「言語・文学・社会」が開催された。またこれにあわせて、国内外の大学院生の研究発表会であるサマースクールも開催された。夏季セミナーは2012年から始まり、今年が3回目である。

今回はゲスト講師として、金鍾德氏(韓国外国語大学)、蕭幸君氏(台湾東海大学)、任榮哲氏(韓国中央大学校)、タサニー・メーターピスィット氏(タマサート大学)、笵淑文氏(国立台湾大学)、徐一平氏(北京外国語大学)、林明珠氏(シンガポール国立大学)、趙華敏氏(北京大学)、于乃明氏(国立政治大学)の各氏。

また本学からは村尾誠一氏、早津恵美子氏、高垣敏博氏、谷和明氏、野本京子氏、谷口龍子氏の各教員が講義を担当した。それぞれ言語、文学、社会(教育・歴史も含む)各分野から、現在進行している研究テーマについて、刺激にあふれた講義が行われた。4日間ののべ参加者数は約480名であった。

国内外の大学院生の研究発表会であるサマースクールは昨年から開始されたが、今回は47名の大学院生が参加した。このうちアジアの各大学からは16名、国内からは本学学生のほかに、筑波大学、東京学芸大学、国際基督教大学から5名の参加があった。

サマースクールは研究領域に応じて4つの教室に分けて行われ、教員によるコメントや助言を含む質疑応答が熱心に交わされた。終了後、アジアから参加した大学院生には、「サマースクール修了証」が発行された。また今回の夏季セミナー・サマースクールは大学院博士前期課程の集中講義「国際日本研究入門Ⅰ・Ⅱ」としても開講された。

さらにサマースクールにあわせて、7月27日、28日、8月2日に、海外から参加した院生を対象としたスタディ・ツアーも開催され、江戸東京博物館、多磨霊園、江戸東京たてもの園などの都内の文化施設や旧蹟を訪ねた。

サマースクール終了後の7月31日には、円形食堂において、院生懇親会が、立石学長、海外の院生のホームステイに協力いただいた関係者の方々の参加も得て、盛大に開催された。さらに8月1日は午後からジャーナル国際編集顧問会議が開催され、ジャーナル発行に関する議事のほかに、夏季セミナーについての意見交換も行われた。

夏季セミナーの各講義はセンターのHPで見ることができる。また、大学院生の研究発表の要旨は国際日本研究センターのジャーナル第5号(2015年3月発行予定)に掲載される。
(友常勉)

ワークショップ 写真 (PDFファイル)

ワークショップ ポスター (PDFファイル)


セミナー 予稿集 (PDFファイル)

サマースクール院生発表会 予稿集 (PDFファイル)

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