第7回 TUFS教職員のための産学連携セミナーを開催
2026.08.19
2026年7月27日(月)、本学本部管理棟にて「TUFS教職員のための産学連携セミナー(第7回)」を開催しました。本セミナーは、博士前期課程の改組を見据えた取り組みの一環として実施しています。改組後の課程では、実務家養成プログラムなど社会との連携を基軸に据えた教育を計画しており、本セミナーでは、企業や国際的な機関で活躍されている方を講師としてお招きし、「大学に期待すること」についてご提言いただくことを目的として、本学教職員を対象に実施しています。
今回は、バベルメソッド株式会社代表取締役社長の深井朋子氏を講師にお迎えし、「専門知を、企業で活きる力へ―海外人材の採用・育成・評価の現場から考える、修士人材の実践的コンピテンシー―」と題してご講演いただきました。講演では、人材採用・育成・評価の現場に携わる経営者としての視点から、ご自身の実体験を交えつつ、高度な専門性を持つ重要性や、その知識を他者の課題解決に活かす実践的な力、そして本学における人材育成への期待についてお話しいただきました。
セミナー後は質疑応答のほか、大学執行部や将来構想専門部会の改組WG構成員との意見交換会も行われました。深井氏からは、知識やスキルといった表層的なコンピテンシー以上に、根底にある動機や困難を乗り越える力をいかに可視化し、育んでいくかが重要であるとのご助言をいただきました。参加者からは、人文学などの専門研究とビジネスにおける即戦力性をどのように結びつけるか、またAI時代に求められる人間ならではの価値や「モチベーション」を引き出す教育のあり方について多くの質問や意見が寄せられ、活発な意見交換が行われました。