キッコーマンおいしさ未来研究センターと「おいしさの未来協働研究プログラム」に関する協働研究協定を締結
2026.02.12
2026年2月9日(月)、本学府中キャンパスの本部管理棟において、キッコーマン株式会社おいしさ未来研究センターとの「おいしさの未来協働研究プログラム」の推進に向けた協働研究協定の締結式を挙行しました。
本プログラムは、本学が誇る多言語・多文化の人文社会学的な学術知と、キッコーマンおいしさ未来研究センターが蓄積してきた「おいしさ」についての知見を組み合わせ、これまでの枠組みでは捉えきれなかった「おいしさの多様性およびその構造」にアプローチする、画期的な試みです。
締結式では、はじめに、本学の春名展生学長とキッコーマン株式会社の北倉芳久常務執行役員がそれぞれ挨拶に立ち、両組織の連携によって生まれる新たな知の創出への期待を述べました。続いて、本プログラムを主導する中山俊秀副学長(研究担当/学際研究共創センター長)より、学術とビジネスを繋ぐプログラムの枠組みについての具体的な概要説明が行われた後、両代表者による協定書への署名が執り行われました。会場には、キッコーマン株式会社から早瀬弥恵子おいしさ未来研究センター長や荒井雄吉同センター情報解析グループ長、さらにはプログラムの共同プロデュースを担ったCOMMONZ株式会社の古谷紳太郎代表取締役副社長らも列席し、今後の強固な連携を確認しました。
今後の展開として、本学の大学院生(博士前期および後期課程)から「おいしさと言語」の関係性などを探る研究テーマを公募し、採択された4件に対して研究奨励費を共同で拠出します。選ばれた院生は、中山センター長によるスーパーバイズのほか、URA(リサーチ・アドミニストレーター)やCOMMONZ社の支援を受けながら研究を行い、2026年10月にはその成果をキッコーマンに対して発表する予定です。
また、本プログラムは学生の研究助成に留まらず、YouTubeなどを通じた対談の発信やスタディツアーなど、多層的かつ面的な協創活動を展開してまいります。
人文社会学系のアカデミアと企業が協働し、研究から社会実装まで一体的に推進する取り組みは大変珍しく、学術界・産業界の双方にとって新たな価値創造モデルとなることが期待されます。