(学生)児童労働問題を考える上映会を企画・開催
2019.01.10
2019年1月8日(火)、アゴラ・グローバルのプロメテウス・ホールにおいて、TUFS Cinema上映会を開催し、2014年に児童労働問題に対する功績によってノーベル平和賞を受賞した、インドの人権活動家カイラーシュ・サティヤールティー氏のドキュメンタリー映画『プライス・オブ・フリー』を上映しました。
この上映会は、本学学生の阿部育子さん(国際社会学部南アジア地域2年)、三田涼奈さん(国際社会学部西南ヨーロッパ地域2年)、そして、上智大学学生の望月美桜(外国語学部英語学科2年)さんによって企画されました。望月さんは、上智大学でもこの映画の上映会を企画しています。
本作品は、インドの人権活動家カイラーシュ・サティヤールティー氏が、どのように子どもたちを児童労働から救出し、グローバルなムーブメントを起こしたかを追ったドキュメンタリーです。
上映後には、阿部さん、三田さん、望月さんが登壇し、自身で作成した資料を用いながら、児童労働の実態や描かれている地域の説明をしました。
また、本学の真島一郎教授、萬宮健策准教授(以上、大学院総合国際学研究院)と、現代美術家の小田マサノリ氏が登壇し、トークを行いました。
最後に、来場者の方との質疑応答を行いました。
上映会には、学内外から多くの方々が来場されました。上映後、来場者からは、「児童労働の実態と、その問題と戦っている人がいることを知れてよかった。自分にもできることを探していきたいと思った。」などの感想が寄せられました。
今回の上映会は、世界の子ども・若者の「自由」と「安全」と「教育」が保障された世界を創るためのアクションである「100ミリオン・キャンペーン」という世界的キャンペーンのもと開催されました。このキャンペーンは、1億人の子ども・若者(13歳~25歳)たちが立ちあがって、社会を改革するための活動を行うとするもので、その最初のステップとして、この映画を「25歳以下の1億人の若者たち」に見てもらうことが目標に掲げられています。