『プラトーノフ・コレクション』が第62回日本翻訳出版文化賞を受賞 本学関係者が編訳・翻訳・編集を担当

2026.09.25

NPO法人日本翻訳家協会が主催する「第62回 日本翻訳出版文化賞」において、作品社刊行の『プラトーノフ・コレクション I エーテル軌道 1920–1931』および『プラトーノフ・コレクション Ⅱ ジャン 1932–1951』(アンドレイ・プラトーノフ著、工藤順・古川哲 編訳)が受賞作に選ばれました。

日本翻訳出版文化賞は、過去1年に最も優れた翻訳書を刊行した出版社に贈られる賞です。受賞対象となった『プラトーノフ・コレクション』は、ロシアの作家であるアンドレイ・プラトーノフの未邦訳作品を中心に代表的な作品を網羅的に紹介している全2巻の選集です。

今回の刊行では、編訳や翻訳、担当編集として、本学の卒業生・大学院修了生および非常勤講師が携わりました。

書籍概要

アンドレイ・プラトーノフ(1899–1951)は、20世紀ロシアの作家です。1929年以降は当時の権力者からの批判を受け、作品の公刊がままならず無名のまま没しましたが、1960年代以降世界的に再評価が進み、カフカやベケットと並んで20世紀世界文学を代表する作家の一人と評されています。

『プラトーノフ・コレクション』は、代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分(『Ⅰ エーテル軌道 1920–1931』全22作品収録、『Ⅱ ジャン 1932–1951』全16作品収録)による全2巻構成で、未邦訳作品を中心に、中篇・短篇・評論・童話・戯曲など計38作品を紹介しています。

刊行に携わった本学関係者

本作の編訳は、翻訳家の工藤順 氏(本学外国語学部ロシア語専攻卒業)と、本学非常勤講師の古川哲 氏(本学大学院博士後期課程修了)が共同で担当しました。また、出版元である作品社の担当編集は、倉畑雄太 氏(本学外国語学部ヒンディー語専攻卒業)が務めました。

訳者としては、以下の本学関係者が参加しています(※五十音順)。

佐藤貴之 氏(本学大学院修了、本学非常勤講師)
故・染谷茂 氏(本学露語部卒業、上智大学名誉教授)
高柳聡子 氏(本学非常勤講師)
鳥山祐介 氏(本学外国語学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科教授)
平松潤奈 氏(本学外国語学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
安岡治子 氏(本学大学院修了、東京大学名誉教授)

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