家島彦一名誉教授が春の叙勲を受章

2025.04.30

令和7年春の叙勲が発表され、家島彦一名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。

内閣府では、春秋叙勲として年2回、各界の功労者に対して叙勲を授与しており、瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し成績を上げた者に贈られる勲章です。

家島 彦一(やじま ひこいち)名誉教授

1939年東京生まれ。専門は歴史学、イスラーム商業史。博士(文学)。1962年慶應義塾大学文学部史学科卒業、慶応義塾大学大学院文学研究科史学専攻博士課程2年修了後中退、1966年に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所に助手として入所。同研究所助教授、教授を経て、2002年3月に定年退職、同年名誉教授。著書等多数。著書『イブン・バットゥータと境域への旅 『大旅行記』をめぐる新研究』(2017年、名古屋大学出版会)では2019年に第5回三笠宮日本オリエント学術賞を受賞、訳書である『インドの驚異譚』(2011年、平凡社)では2011年に日本翻訳出版文化賞を受賞。2024年8月には、イスラーム史を通じた学術交流の促進に貢献した功績により外務大臣表彰を受賞しました(参照:トピック記事)。

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