【学長メッセージ】コロナワクチン接種について
2021.06.18
学生の皆さんへ、
暑い日が続きますが、皆さん、お元気ですか。なかなか去らないコロナ禍ですが、ワクチン接種の拡大で光も見えてみました。それに関連し、以下、3点ご連絡いたします。
1. コロナワクチン接種の先行実施
新型コロナワクチン・大学拠点接種について調整を進めておりましたが、すでにご連絡していますように、留学予定者を対象とした先行接種を7月6日(第1回接種)と8月3日(第2回接種)に実施することになりました。登録された方々には個別に連絡をしておりますので、どうぞ連絡に注意ください。
この先行接種の人数につき、追加ができることになりました。募集人数は400名です(先着順)。来週の6月22日(火)朝6時より追加の受付を行いますので、以下のページを読み、希望する方は準備をしておいてください。
https://www.tufs.ac.jp/student/NEWS/student_life/210618_1.html
この接種は、4大学連合でご一緒している東京医科歯科大学のご協力により可能になりました。また、先行接種の日には、東京工業大学、一橋大学の留学予定者の皆さんも一緒に接種を行います。大学間の協力でこうした取り組みが可能になり、とてもうれしく思います。
2.コロナワクチン接種の全学実施
続いて、本学の全構成員の方を対象に、以下の日程で接種を実施することになりました。こちらも、東京医科歯科大学のご協力により実施されます。
第1回接種:8月17日(火)、18日(水)、19日(木)
第2回接種:9月14日(火)、15日(水)、16日(木)
申し込みは、6月28日(月)から受け付けます。詳しい情報は、後日ご案内します。
なお、接種の機会そのものは、自治体によるもの、大規模接種会場によるものなど、多様化しつつあり、若い皆さんへの接種の機会も拡大しつつあります。お住まいの地域の自治体の情報などについて十分情報を集めていただき、そのうえで、大学での接種を希望する場合に限り、申し込んでいただくよう、切にお願いします。各所で問題になっているように、キャンセルがでるとワクチンが無駄になります。他の会場での接種の可能性のある場合は、是非そちらを利用いただき、大学での接種を申し込んだ場合は、変更のないよう、どうぞよろしくお願いします。また、接種は希望者に対してのみ行うものです。ご自身の判断で申し込んでください。
3.今年度の長期留学について
5月26日のメッセージでは、ワクチン接種を済ませれば、感染症レベルによらず留学を可とする方針をお示ししました。ただ、ワクチン接種がこれほど早く実現するとは予期できず、派遣留学については、その適応を2022年1月以後として発表いたしました。
しかしその後、事態が大きく変わり、ワクチン接種の可能性がひらけてきました。また文部科学省も、秋からの留学を後押しする対応を発表しています。日本学生支援機構JASSOによる奨学金についても再開の見通しとなっています。
以上をうけ、本学も派遣留学の可否に関する基準を、以下のように見直しました。多くの方に、希望する形で留学の道が開けることを期待しています。
https://www.tufs.ac.jp/student/NEWS/study_abroad/210617_1.html
なお、休学して行う留学についても、同様の判断となります。詳しくは以下をご覧ください。
https://www.tufs.ac.jp/student/NEWS/study_abroad/210618_1.html
秋からの留学の判断の最終段階で、このような急な動きが出たことで、かえって困っている方も多いのではないかと心配していますが、秋から、あるいは冬からの留学に向け、準備をいただければと願っています。
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東京外国語大学長 林佳世子