学生の感想(2001年7月)
以下は2001年7月末の学期末試験の際に、2年生の学生諸君に書いてもらった感想です。
の4点について書いてもらいました。
本当は、新学期最初の授業で試験問題を解説し、皆さんの感想に対して小生から回答するつもりだったのですが、池端新学長から副学長に任命されたため、2年生の授業からは離れることになりました。というわけで、今回は発言へのコメントをつけることでお許しください。
◇今のままでいいと思う。
◇読みやすい(内容的に)ものが多く、楽しく取り組むことができました。後期はスペイン語圏の国の流行やファッションを取り上げた記事が読んでみたいです。
◇日本での出来事なので背景がわかりやすく、文が理解できたときにうれしい。
言語学者の鈴木孝夫氏は、外国語学習の初心者には日本を題材にしたテキストを用いる方が良いと主張しています。その理由はいくつかありますが、その一つは、内容についてすでに知識があるため純粋に言葉に集中できるというメリットがあることです。小生も同じ考えからそうしています。ただ、2学期は後期への橋渡しも兼ねてラテンアメリカ関係のテーマをと考えていました。(高橋)
◇El Pais の記事はスペイン語の勉強だけでなく、読んでおもしろいものが多かったのでよかったと思う。サッカーの記事は読みづらかった。配る前に一度目を通してください。
すみません。あの時は中身を読まずに選んでしまいました。その罰があたってしまったわけです。ほんと苦労しました。皆さんにも余計な苦労をかけさせて申し訳ありませんでした。(高橋)
◇テキストは現実的でおもしろい。南米の新聞なども読みたいです。
◇サッカーは難し過ぎました。それ以外はちょうど良かったです。
◇サッカーのやつみたいなのは嫌だ。
◇日常に根づいた、またup to dateなスペイン語を知る上で適していると思う。難しすぎると感じることも多いが、他の新聞の同じことについての記事を読み比べるなどもあっても良いのでは。
同じ事件について複数の新聞を読んでみる、というのもやってみたら面白いでしょうね。ただ、国際的な通信社が配信した記事では意味がなく(どの国でも同じ記事ですから)、それぞれの新聞社の特派員が書いていることが条件となります。(高橋)
◇今のままでで良いと思いますが、サッカーに関する記事のような、言語的に偏りがみられるものは勘弁願います。
◇政治やスポーツ、社会面など、いろいろな話題に毎回ふれることができてよい。ただサッカーは全く興味がないので、よく分からないままだった。
サッカーには興味がない、という人が意外に多かったのにちょっと驚きました。小生も同じだたのですが、サッカー好きが多いかなと思ってろくに読みもしないで選んだのが間違いだった。(高橋)
◇新鮮なニュースなどを取り上げていたので、”今の”スペイン語を読めたのでよかった。
◇サッカーのやつなどあまりにも専門用語の多い記事はやめて欲しい。日本でも報道されるような大きく、かつ身近なものを選んでほしい。
◇サッカーはもうやりたくないと思った。あれは難しかった。前期なので、森や小泉などのような日本の問題のほうが分かりやすくて勉強しやすかった。
◇比較的よい。
◇今のままがいい。
◇サッカーが難しかった。
◇記事が新鮮なのでいいと思う。
◇テキストが新聞なのは、自分の興味のないようなニュースもしれるし、たくさん知識がついたと思うのですごくいいと思う。
◇いとをかし。でもサッカーより野球の方がすき。配布前に先生も読んで下さい。全然わからなくておそるおそる教室に行ったら先生曰はく「「わかりませんでした」…「!!昨夜泣きながら予習した(しかも完成しなかった)私の時間を返して!!」
◇生きているスペイン語でいいと思います。
◇スペインの新聞というのが、とても興味を持てる題材であると同時に、実用的な表現がつまった、より実践的な教材であると思う。しかし、サッカーはキツかった。記事に関しては厳しく吟味してもらいたい。
◇少し難しいものもなるが、語学力を伸ばすためには適当。ただ、てーまについては、小学生が刺殺された貴女のようなものはあまりやりたくない。暗記するのに読んでいて楽しいゆおな記事の方がいい。
◇実生活ではスペ語の新聞を読む機会・時間がないので、将来のことを考えても、このテキストはいいと思う。
いつ頃からですかね、この「スペ語」「スペ科」という妙な短縮形。違和感大。やめてくんないかな。(高橋)
◇おもしろいです。ただ、サッカーはやらないで他のものを多くやってもよかったのでは…とも思います。
◇さっかーなど興味のないテキストが長くてつらかった。
◇いいと思います。
◇サッカーの話はスペインから見た日本を知ることができて、おもしろいと思った。闘牛の話しも闘牛について知らなかったことを知ることができてよかった。Agencias と書いてあった選挙と事件の記事は特にいいとは思わなかった。もう少しスペインの祭など、文化の記事があったら楽しいと思う。スペイン語の難易度はちょうとよかったと思う。
◇テキストはどれも時事的で興味深いものであった。サッカーは表現が難しすぎてあまり理解できなかった。
◇題材が新聞なので時事問題に触れることができるし、今使われているスペイン語を吸収できるのでとても有効だと思う。
◇サッカーの記事はとても難しかったです。池田小学校の事件についての記事レベルならば、なんとか読めます。今回のテストの二問目のような記事も授業中に取り上げてほしいです。
◇新聞や雑誌の記事で、比較的理解しやすいもの(日本でも話題になっていること)を中心に、時々スペインやラテンアメリカのローカルな話題を扱った記事もあると面白いと思う。
◇サッカーの記事は自分がサッカーのことを知らないことも重なり、全く分からなかった。日本の記事を読むのも楽しかったが、後期はスペイン語圏の記事を読みたい。文化に関する記事にも興味がある。
上に並んだ要望は小生も考えていたことです。ピンチヒッターの先生にお願いしましょう。(高橋)
◇サッカーの記事以外は何度も読んでいるうちにだんだん内容が明らかになるので、私にとってはやる気が出るいい難度だったと思います。内容もジャンルが広く楽しかったです。
◇スペインのタイムリーな話題が学べてよかったですが、少し難しかったですが、私たちが知っている課題だとスペイン語でこのように表現するというのが知れて面白かったです。
◇今のままでいいと思う。グループをかえたらまた新鮮かもしれない。
◇メリハリがあってよいと思います。
◇大学でこういう授業がうけたかったので楽しい。
◇最後にあえて日本語に訳して読む必要はないのでは?と思った。訳したい人は添削してもらっているのだから。
いや、これは以前、学生から出た要望だったのでそうしていたのですが。(高橋)
◇方法も自分の意見が発表しやすく、どこで間違ったかわかりやすい。
◇眠くならなくて良いです。
◇良いです。
◇独特で、みんなのやる気、注意力をひきだしていると思う。緊張感とリラックスが共存している。
実は小生が常に目指してきたのはこれです。がちがちに緊張しこわばっているのでも、ただただだらけているだけ、というのでもなく、緊張感の中にリラックスして、というのがやはり理想でしょう。(高橋)
◇今のままで良いと思います。
◇班に分けると、まず、わからない所をお互いに確認しあえていい。やりやすい。でも後期はできれば班編制を変えればより多くの違う人の意見がきけて良いと思う。
◇いいと思う。
◇グループを再編成してほしい。(やって来ない人や、来ない人が多いので)
これはいつも難しい問題です。以前はお互いに好きな人同士でグループを編成していたのですが、ある時、一人の男子学生が自分は友達がいないと訴えてきたので、それ以降は名簿順に機械的に編成するようにしてきました。今後の検討課題です。
それにしても予習してこなくて、なにが面白くて授業に出てくるんだろうね。やりたくなければ来ないでいいから、来るからにはちゃんとやってくれ、というメッセージを何度も(やんわりと)流しているつもりなんだけど、伝わっていないみたいですね。それに出てきたら、自分も楽しむためには勉強してこなくては、と思うはずなんだけど。そしてそういう気持ちにならないんだったら、もうほっとくしかない、というのが小生のスタンスですが。(高橋)
◇問題ないと思う。
◇仲間といろいろ話し合うのは楽しいし、ためになる。
◇今のままで。
◇良い。
◇現状でよいと思う。
◇これもいいと思う。
◇楽しいです。お友達もいっぱいできたし。
◇無駄がなく、熱中して面白い。
◇今のようなグループ討論形式でよい。ただ、より多くの人の意見を聴くためにも、後期はグループ替えを行ってほしい。また会話練習のために、スペイン語での質問を増やしてはどうだろうか。(もっと強制的に)
◇良いと思う。時間配分も適当。
◇クラスメートと話し合うのは新たな発見があって有益。
◇班のモチベーションが低い。
◇いいと思います。
◇いいと思う。「休めない」とか「予習を必ずしなきゃ」と思うので、この授業で得るものはたくさんあるということだと思う。
◇授業の方法は自分の役割に責任をもってできるのでいいと思います。
◇よいと思う。
◇グループで議論すると自主性も高まるし、理解度も深まるので、今の形式を続けてほしい。
◇授業も好きです。一つ上の先輩から一年前に高橋先生の授業は大変だけれどおもしろいよと聞いていました。同感です。暗記すればしただけ、スペイン語で話す内容が増える、ということが身にしみてわかってきました。テストをうけてしまった今ではもう遅いけれど、長いスパンでのうスペイン語話者になりたいです。(一夜漬けでないという意味で)。
◇グループを単位にした進め方を前期と同じように続けるのがよいと思う。ただし、グループのメンバーの変更はあってもいいかもしれない。
◇授業の形式はとても良いと思います。少人数のグループなので気がねなく、細かいところまで議論できます。
◇高橋先生と川上先生は自主性を重んじて下さるので、楽ではないけど楽しく、有意義だと思います。
◇とても質の高い授業だったと思います。日常的な慣用表現が学べてよかったです。
◇学期末ではなく、小テストを多くやってほしい。
◇後半のテストが難しい。前半の分はやっていればできる問題だと思う。
◇難しいけど、応用力がつくと思う。
◇2つに分けるのは時間配分がとりにくい。問題を全部見てからやる順番や時間配分を決めたかった。
自由に時間配分できる方式があればいいんですが。何かアイディアありますか。(高橋)
◇1部の勉強はとても大変だったが、役に立つと思う。
◇長文読解が難しい。
◇購読の方をもう少しやさしく。
あの中身はふだんちゃんと新聞を読んでいれば理解できます。直前に開催されたベネツィア・サミットの報道(とくに死者も出た反グローバリゼーションのデモと首脳たちのコメント)を踏まえてあのテキストを選びました。(高橋)
◇まだ結果が分からないので何とも言えない。書くところがせますぎた。
◇効果的だと思います。
◇絶対、全部覚えるなんて無理だと思ったが、意外と覚えられ、語彙数も増やせるので良い。
◇2枚目が少し難しい。サッカーは量が多いわりに出題数が少ない。
あのテキストは小生も知らない表現がたくさんあるから、試験に出すとしても普通に使える表現だけに限りますからと、試験間の授業でも言ったはず。(高橋)
◇ほどよい難易度だった。
◇Uが難しいです。今回のも人の顔のグローバル化?などとしか理解できず、苦戦しました。
"humano" =「人の」と置き換えるだけだからだめなんだ、というのはこの授業の基本的なメッセージ。(高橋)
◇量は多めだが、テスト勉強しただけできるのでやりがいはある。
◇難しかったと思う。
◇テストを何回かにわけてほしい。
◇良い。
◇2枚目が難しかった。
◇時間がギリギリ。難しい。
◇超難。読みは「ちょうむず」もしくは「スーパーハード」。類義語に「ちょい難(ちょいむず)」「激難(げきむず))」などがある。それはさておき、テキストが手元にない状態で「テキストの表現を用いて」答えるのが超難。まあ、用いなくても答えられないでしょうけど。
適度な難易度、という人もいました。(高橋)
◇本当の力が見えそうで刺激的。
◇今のような形式でよい。難しいがためになる。ただ、もう少し範囲をしぼりこんでもらえるとうれしい。その方が効率よく学習できる。
◇実力がためされる試験で良いと思う。ただ寛大な評価を願います。
◇Uの方は痛い。もう少し時間があったら、「あっ、こういうことか!」という発見がありそうなんですが…。個々の文に目がいって、全体の主題を考えるひまがない。1、2より3を100字にして答えたかった。要約になっていないのは自分の書き方のせい?
「書き方のせい」というか、「理解度のせい」というか…。
個々の文に目がいくのは、何度も全体を通して読んでいないから。
字数については、まあ、解答例を見てください。やっぱり、1、2は100字、3は40字の方がいい、と思いませんか。(高橋)◇実力問題がむずかしすぎた。びっくりした。
◇むずいです。
◇2枚目の紙はほんとうに難しかった。しかたないかもしれないけど、2枚目の方はどんなかんじかを見てから1枚目と2枚目の時間配分を自分で決めることができなくて残念だった。
◇試験は難しかったです。でも方法としてはいいと思います。
◇読解問題が難しかった。
◇実力問題が難しかった。普段の授業でこういう形式のものがなかったので。
これは決してとりたてて難しい文章ではありません。この程度のテキストが読めるレベルまでになってください。(高橋)
◇テストは自分の勉強不足が自覚できて、ある意味で良かったです。後期でなんとか挽回して三年生になりたいです。
◇少し問題の量が多すぎると思った。基本的には作文+読解というスタイルでいいと思う。
◇試験は去年の段階では出席も悪かったせいもあり、何てムチャクチャなテストだと思いましたが、今年は意識が全く変わりました。大変だけれども、テキストを難度も読むというのは、発音やアクセントの練習にもなって、やって良かったと思いました。今まではテキストを眺めたり、書いたりするだけで、視覚的に覚えることしかしませんでしたが、やはり言語は音で覚えなければ身に付かないなぁと実感しました。
それが実感をもって分かっただけで大きな前進でしょう。その調子でこれからはどんどん飛ばしてください。(高橋)
◇テスト勉強は大変だったし、それが点数につながったかは分からないけれど、他のテストにも役だったし、身についたスペイン語が増えた気がして嬉しい。
◇作文形式は表現を覚えてよかったです。
◇予習はがんばったが、復習はいまいちだった。
◇途中で揺れた時期もありましたが、何とかがんばれそうです。どうぞ後期もよろしくお願いします。
◇授業に出る回数が少なかったのでもったいなかったと反省している。
いや、ほんとにもったいなかったです。(高橋)
◇暗記するのが苦手で、何度やっても覚えられなかった。なのでテストの出来はよくないと思う。ただ語彙は増えた気がする。これから時間をかけて増やした語彙を身につけていきたい。苦手でもやらなければいけないと痛感した。実際覚えていないとスペイン語は書けない。読んだり聞いたりなら多少暗記が苦手でも何とかなるが、書く、話すとなるとそうはいかない。
よく「大学にまで来て暗記なんて」という声を聞きますが、そんな時に小生がいつも言うのは「一つの言語を身につけるのに暗記なしでできる方法があったなら教えてもらいたいよ」。苦手だったら(実際には単なる本人の思いこみだったりすることもある)他の人以上にやるっきゃないでしょう。(高橋)
◇読む回数が少なかったが、予習はきちんとできた。
◇前半はよくできた。
◇なんとかがんばりました。
◇よく頑張りました! サッカー嫌いなのでしんどかったです。いずれやることにはなるだろうとは思っていましたが。
◇日々精進をこころがけます…
◇もう少し早めからべんきょうしておけばよかった。
◇後期はもう少しがんばりたい。
◇Uはできませんでした。Tは半分以上できたと思います。
質問したのは試験の出来ではなく、ふだんの自分の勉学態度だったのですが。(高橋)
◇予習もかかさす出来てよかったが、復習が足りなかったと思う。テスト勉強時に苦労しないためにもちゃんとやっておきたかった。
◇自分としてはがんばった。
◇いい。微妙である。
◇perfecto.
◇点数でいったら65点くらい。
◇結構よくやったと思う。
◇去年と比べたらずっと成長したけれどまだまだです。余談ですが最近高校生にまちがえられなくなりましたが、未成年とまちがえられます。本当は21才(!)なのに。私のスペイン語能力はまさに今そんな感じ。スペイン語歴と能力がつり合ってない感じ。
◇もっと自分で語いを増やさないと増びしろ(意味不明―高橋)に限りがあると思う。
◇テキストの方は努力は充分であったが、実力問題は自信がない。
◇6割。
◇授業はとても良くて必ず力になるとは思っているのですが、自分の根性が足りないのが情けないです。
◇来学期はもっとがんばろうと思う。
◇調べ方はたりなかったかも(予習)。
◇授業では、スペイン語を話すグループに入ったけど、だいたい日本語で話すようになっていた。スペイン語で話していると進むペースが遅くて最後まで行けなかったり、うまく伝えれなかったりしたので、日本語を使うようになったのはしかないかもしれない。ただまだ今は力が足りなかったんだと思った。四月に配られた紙には授業後テキストを丸暗記するといいと書いてあったけど、私はしなかった。すればもっと力がついていたんだろうと反省した。菱沼君の早口はだいたい理解できたので耳はいいと思う。発音も悪くないと思う。でも簡単な言葉もまだ全然知らなくてこんな調子でいったら大学でスペイン語を勉強してたと言うには情けないと感じた。文法の勉強もあったしまだしょうがないとも思うけど、スペイン語を集中して勉強するのは2年までであと半年くらいだから、しっかり色々覚えたい。
いや、表現演習の時間は確かに少ないですが、スペイン語学のテキストや、スペイン語の文学作品、スペインやラテンアメリカの資料を読んだりする授業はかなりあります。それらを受講して、しかもしっかりまず自分で読んでいくようにすれば後期になってもくらでもスペイン語の勉強はできるはずですし力もつくはず。あと、授業以外でもどんどん自分からネイティブの先生やスペインからの留学生に話しかけたりすることです。またスペインやラテンアメリカのテレビ放送も見られます(スカイパーフェクトで24時間やっています)。問題は、そうした機会があるのにもかかわらずそれを十分(一分すらも?)活用していないことでしょう。授業料を2倍取り返すつもりでやってみたらどうでしょうか。(高橋)
◇後期はもっと勉強します。
◇授業には積極的に参加することができた。
◇復習が充分でなかった。グループの議論では積極的に意見を出した。予習の訳ではわからない部分を補修にしていたが、自分なりの訳を何とかつけるようにしたい。
◇スペイン語に触れようとは常に思っていましたが、読んだり、書いたりの勉強はまるでせず。二ヶ月近くスペインを旅行するので、後期はしっかりした学生になりたいです。
◇今年はあるキッカケでスペイン語を勉強するのが楽しくなり、高橋先生の授業も自分なりによくがんばったと思います。全回出席もしました。ただ、スペイン語を読まずに直訳した自分の日本語訳ばかり見て内容を考えるクセがあり、いちいち日本語にしない方がいいのではというアドバイスを某先生から受けたので訳の提出はほとんどしませんでした。でも正確な翻訳の力もつけたいので、後期は訳の提出もしていきたいと思います。
これまで授業で何度も言いましたが、とにかくスペイン語の原文を何度も何度も読むことが基本です。意味を取るときもそうです。そうした作業とは別に、テキストをできるだけ原文の精神を生かした形でこなれた日本語にするという訓練はそれはそれで重要です。大事なことは両方をごっちゃにしないことです。そこのところに注意して両方の作業をやってみてください。スペイン語と日本語ともに必ず力がつきます。(高橋)
◇一度も欠かさず予習はしたけれど(去年よりは成長…)毎回たくさん赤ペンでなおされていたので、まだまだ注意力とスペ語慣れが足りないなと痛感しています。
*スペイン語をりゅうちょうな(正しい)日本語にするという志を他の先生にも広げて下さい。きくに耐えない訳を作る方もいらっしゃるので。
ちょっと大変かもしれませんが、それはまず学生諸君の方から要求してみたらと思うのですが。「もう少しこなれた訳だとどうなりますか」と質問する形で。授業というものは教師と学生の共同作業だというのが小生の考えですが、まあ、それが分かっていない人たちが教師にも学生にも多いよな、と思います。