イントネーションと文の基本構造



 講義では、「文の基本構造」を説明する際にごく限られた文例しか紹介しませんでしたが、感想文で「疑問文の構造も説明してほしかった」などのコメントもあり、もう少しいろいろな文を挙げておけばよかったと改めて感じました。

 ここでは、ごくごく基本的ですが「平叙文」「疑問文」「二重主語文」の3つの文型について、授業で紹介した文に加え、さらに文例を増やして掲げました。

 参考までに、それぞれの文についてイントネーション型の目安となる矢印が付してあります。また、ネイティブの発音による音声も聞けるようになっています。
 インドネシア語では、《主部》−《述部》が基本的な語順ですが、《述部》−《主部》の語順の文も頻繁に用いられます。この両者のイントネーションの違いに注意してみて下さい。

 音声は、「MP3形式」と「WAV形式」の2種類のファイルを用意しました。WAV形式はサイズが非常に大きく、ダウンロードに時間がかかるので、できるだけMP3形式の音声を聞くようお勧めします(それぞれにファイルサイズを記してあります)。

ここに掲げた文例は、拙著 『キーワードで覚える!やさしいインドネシア会話』 (ユニコム:1998年)から引用しています。
「平叙文」 「疑問文」 「二重主語文」


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