活動報告

Activity Reports

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国際日本研究センター報告会「ヨーロッパの日本語教育事情―英国を中心に―」(2012年6月1日)

発表者:坂本惠(東京外国語大学留学生日本語教育センター教授、国際日本研究センター副センター長)
2012年6月1日(金)17:45-18:45於本部管理棟2階中会議室

ロンドン大学SOASでの特別研修(2011年10月~2012年3月)での知見に基づき、英国(ロンドン大学SOAS、リーズ大学、マンチェスター大学)並びにジュネーブ大学(スイス)、ライデン大学(オランダ)、ボン大学(ドイツ)等における日本語教育と日本研究、日本語研究の関わりについて紹介があった。ヨーロッパの日本学関連の学部、学科の専門領域としてはおおむね文学と歴史が中心であり、日本研究は英語あるいは現地語で行われることが多い。日本語教育は日本研究の基礎的な位置を占めているが、言語スキルの向上に十分に時間が取れないのが現状のようである。特に英国では専攻の学生全員の留学が義務づけられており、日本留学への期待は大きい。日本語能力の向上のみならず、専門的知識や日本文化、日本人との交流などが求められている。

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研究会の 写真 (PDFファイル)

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