研究を始める前に
法令等の規制を受ける可能性がある研究

 本来、研究は先生方の自由な発想、自由な考えのもとで行われるべきものです。
 しかしながら、研究の内容によっては国や自治体等の法令等(法律、政省令、条例、規則、指針等)を遵守して行う必要があるものがあります。例えば「動物実験」は動物愛護法をはじめとする関係法令に定める取り扱いを満たしていない場合、研究の実施そのものが認められません。
 研究を開始するにあたり、本学の先生方に注意していただきたい研究について以下に掲げます。これらについては、研究内容や状況により、本学において事前に所定の審査を受ける必要があるものを含みます。

人を対象とする研究

「人を対象とする研究」とは、一般市民、地域住民、学生など生身の人に対して、アンケート調査、聞き取り調査などの手法により、個人情報、個人の行動、環境、心身等に関する情報、データ等を収集して行われる研究活動を指しています。

 「人を対象とする研究に関する倫理審査」について、詳しくはこちらをご覧ください。

安全保障輸出管理について

安全保障輸出管理とは、国際的な平和と安全の維持を目的として、軍事目的に利用が可能な貨物(装置、試料等)及び技術が、核兵器等の大量破壊兵器の開発を行っているテロ組織等にわたることがないよう輸出を 管理する制度です。
 本学では、適切に安全保障輸出管理を行うため「東京外国語大学安全保障輸出管理規程」を定め、学内管理体制を整備し、情報発信を行っております。

 安全保障輸出管理について、詳しくはこちらをご覧ください。