東京外国語大学 総合文化研究所

総合文化研究所 催し物

総合文化研究所主催講演会「語る言葉とうたう言葉ー戯曲翻訳と訳詞についてー」

日時:2014年11月17日(月)17:40-19:10
会場:東京外国語大学研究講義等1階 101教室
講演者:高橋知伽江(劇作家・翻訳家)

『アナと雪の女王』の主題歌 「Let It Go」 の訳詞が素晴らしいと大絶賛されている。メロディと映像と歌詞がぴったり! その翻訳を手がけたのが本学の卒業生、高橋知伽江さんだ!

翻訳と言っても、戯曲やアニメや歌には特有の苦労がある。字数制限、メロディとの調和、アニメの場合は口の形と音を合わせなければならない「リップシンクロ」。いったいどのようにしてあの名訳は生まれたのだろう。

講演では、『アナと雪の女王』だけでなく、『塔の上のラプンツェル』なども一部上映しながら、戯曲・アニメ・歌の翻訳についてお話しいただく。

高橋知伽江(たかはし・ちかえ、本名・高橋由美子、劇作家・翻訳家)
東京外国語大学ロシア語科卒業後、劇団四季を経て、現在、水戸芸術館演劇部門芸術監督。
英語戯曲やディズニー映画の翻訳、演劇台本の執筆、訳詞などを手がける。
2011年、ノエル・カワードによる戯曲『秘密は歌う』『出番を待ちながら』の翻訳により第4回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した。

主催:総合文化研究所