リオ・デ・ジャネイロ州立大学日本研究室開設記念に祝辞

2024.03.26

本学の協定大学であるブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州立大学に日本研究室が開設され、2024年3月13日(水)に行われたオープニングセレモニーに、本学の林佳世子学長もビデオメッセージを寄せて参加しました。

開設は日本外務省の対ブラジル連邦共和国草の根文化無償資金協力により実現したものです。日本研究室には最新技術を取り入れた通信設備が整っており、今後、日本との研究交流がスピーディかつ活発に行われ、ブラジルにおいてますます充実した日本語および日本研究が推進されることが期待されます。

本学は、リオ・デ・ジャネイロ州立大学に2016年よりGlobal Japan Officeを設置しており、この日本研究室開設の申請にあたってはコーディネーターのレオナルド・ブレシア氏が大きく貢献をしたほか、設備の部品提供でも協力しました。

リオ・デ・ジャネイロ州立大学とは大学間交流に関する協定を締結して今年で24年目を迎えています。この間、学生の交換留学制度を通して、数えきれないほどの日本とブラジルの架け橋となる人材が巣立っています。また現在、毎年、ポルトガル語やポルトガル語圏の文学・文化に関する授業の配信による国際共同教育を行っています。このたび開設された通信環境の整った日本研究室をベースに、共同教育の連携をさらに強化するほか、研究面においても共同研究を進めるなど、両大学の絆をますます太く、強くしていくことをめざしています。

リオ・デ・ジャネイロ州立大学日本研究室のオープニングセレモニー
林佳世子学長のビデオメッセージ
東京外国語大学ゆかりの方々も参加しました。サトミ・タカノ・キタハラ准教授(左から1番目、本学卒業生)、アントワーヌ・デ・メナ(元フランスからのISEP生、映画監督)、レオナルド・エンヒキス・ブレシア(本学GJOコーディネーター)、ジョアン・ヘンダ・レアウ・フェルナンジス(元ブラジルからのISEP生、連邦労働裁判所判事)
日本研究室
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